作業服の選び方はサイズ・機能がポイント!洗濯の仕方も紹介

作業服の選び方はサイズ・機能がポイント!洗濯の仕方も紹介

「作業服を購入したいけど、どれを選べばいいのか分からない」と思っていませんか? この記事では、失敗しない作業服の選び方のポイントをご紹介します。 作業着のメリットや作業着の着用ルールについても解説していますので、作業服の選び方に迷った方はぜひご参考にしてください。

作業服と作業着の違いとは?

作業服と作業着に大きな違いはありません。 作業服とはさまざまな作業・労働をする際に着用する衣服で、作業をする際に着る服全般を指します。 作業着は作業をするときに着用する服。 つまり作業服の中に作業着も含まれていると考えられるので、作業服と作業着に大きな違いはないです。

作業服の種類5タイプの特徴を紹介

作業服には5つの種類があります。

  • つなぎタイプ
  • ジャケットタイプ
  • 空調服・ファン付き
  • シャツタイプ
  • ワークパンツ

形状や特徴などそれぞれ異なるので詳しく見ていきましょう。

つなぎタイプの特徴

つなぎタイプは、トップスとボトムスが繋がった形状の作業服です。 オールインワンとも呼ばれることもあります。 上下が繋がっているので、衣服の中にほこりや異物が侵入しにくく、作業中でもケガをしにくいです。 ベルトなどもなくシンプルな作りをしているので巻き込み事故も回避できます。 上下が分かれていないので一度に洗濯ができ、洗濯の手間を省ける特徴もあります。

ジャケットタイプの特徴

ジャケットタイプは、服の上から羽織る作業服です。 私服の上からサッと羽織れる特徴があります。 作業現場では作業服を着用するが休憩時間になると作業服を脱ぐ場合、着脱しやすく便利です。 また、羽織るだけなので多少サイズが大きくても問題なく着られます。

空調服・ファン付きの特徴

空調服・ファン付きは夏の暑い時期に活躍する作業服です。 冷却ファンが作業服に内蔵されているので、作業中に着用しているとファンが外気を取り込み汗を気化して体温を冷やします。 夏の炎天下での作業など、エアコンが使用できない現場では熱中症対策にもなります。

シャツタイプの特徴

シャツタイプは作業服の中ではきれい目に見えるので、来客の対応時に着用していても違和感がありません。 通常のシャツと同じ形状になるため、前身ごろにはボタンがついています。 装飾品が邪魔になる現場での着用には向きません。

ワークパンツの特徴

ワークパンツには、スラックスとカーゴパンツの2種類があります。 いずれも通常のパンツよりも丈夫で伸縮性があり汚れにも強いです。 カーゴパンツは太もも辺りに大きなポケットがついているので、作業で使う工具を入れるなど便利に活用できます。

おすすめ作業服13選

おすすめの作業服を13個厳選して、これまで解説してきた作業服の種類と特徴に基づいてご紹介していきます。

TS 4D オーバーオール 9110

TS 4D オーバーオール 9110 | TS DESIGN

ライトウォームオーバーオール 5120

ライトウォームオーバーオール 5120 | TS DESIGN

ジャケット 5511HB

ジャケット 5511HB | バートル

TS 4D エコダブルクロスジャケット 5616

TS 4D エコダブルクロスジャケット 5616 | TS DESIGN

T/Cコーチジャケット(裏地付)

T/Cコーチジャケット(裏地付) | United Athle

ジャケット 1811

ジャケット 1811 | バートル

空調服® 長袖ブルゾン(フード付)(ウェアのみ) KU91410

空調服® 長袖ブルゾン(フード付)(ウェアのみ) KU91410 | 空調服

空調服® 半袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91720

空調服® 半袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91720 | 空調服

空調服® 遮熱ベスト(フルハーネス対応)(ウェアのみ) KU92120

空調服® 遮熱ベスト(フルハーネス対応)(ウェアのみ) KU92120 | 空調服

長袖シャツ 7063

長袖シャツ 7063 | バートル

作業服 帯電防止 GS690シリーズ 長袖シャツ(春夏用)

作業服 帯電防止 GS690シリーズ 長袖シャツ(春夏用) | ミドリ安全

TS 4D エコダブルクロスメンズパンツ 5612

TS 4D エコダブルクロスメンズパンツ 5612 | TS DESIGN

ユニセックスパンツ 7043

ユニセックスパンツ 7043 | バートル

作業服の3つのメリット

作業服には3つのメリットがあります。

  • 動きやすい
  • 安全性が優れている
  • 周囲にアピールできる

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

動きやすいことのメリット

作業服は動きやすいメリットがあります。 作業服の多くはストレッチ性が優れています。 ストレッチ性がないと、腕の上げ下ろし時に窮屈に感じるでしょう。 ストレッチが効いていると、どんな動きをしても体が苦しいと感じることなく作業を快適に行えます。 動きやすく作業の邪魔になることがありません。

安全性が優れていることのメリット

作業服は安全性が優れているメリットもあります。 作業服は丈夫な作りをしています。 作業時には精密な機会を扱ったり、火を扱ったり、小さな部品を扱うこともあるでしょう。 動きづらい現場での作業もあると思います。 作業服は、作業がスムーズにいくように防火性や耐水性、伸縮性など、職種に応じた加工もされているのです。 安全性が優れているので安心して作業に取り組めます。

周囲にアピールできることのメリット

作業服を着用していると、周囲にアピールできます。 複数の会社の社員が一堂に会するところでは、作業服に会社のロゴが印刷されていると、どの会社の作業スタッフかが周囲の人にも把握できます。 また、作業服を着用していることで現場付近を通りかかった人にも、作業スタッフであることがアピールできるのです。 さらに、作業服を着用することで「これから仕事だ」と自分に言い聞かせることができ、仕事に対するやる気アップにもつながるでしょう。

失敗しない作業服の選び方のポイント

作業服と言ってもたくさんの種類があるため、どれを選べばよいか分からない方もいるでしょう。 作業服を間違うと、再び購入することになってしまいます。 失敗しない作業服の選び方ポイントは4つあります。

  • 作業内容に適したものを選ぶ
  • 職種に最適な機能があるものを選ぶ
  • 着用する時期を選ぶ
  • 自分に合うサイズを選ぶ

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

作業内容に適したものを選ぶ

作業服は、作業内容に適したものを選びましょう。 建設作業現場での作業であれば通気性がよいものや速乾性のあるもの、電気設備関連の作業であれば制電効果があるものなどが良いです。 作業だけではなく接客対応もあるなら、きれいめな作業服が好印象です。 自分がどのような作業内容をするかによって、適した作業服を選びましょう。

職種に最適な機能があるものを選ぶ

職種に最適な機能がある作業服を選ぶこともポイントです。 職種ごとのおすすめ加工は以下のとおりです。

職種 おすすめの加工
清掃・ビルメンテナンス 防汚
調理 撥水、抗菌
建設現場 ストレッチ、防汚
製造 制電

清掃やビルのメンテナンスの場合は汚れが付きやすくなるので、防汚加工が施されているものがおすすめです。 調理の場合は、清潔さが求められるので撥水、抗菌加工がされていると良いでしょう。 建設現場では激しく動き回ることも多いのでストレッチ性が高いものがおすすめです。 汚れも付きやすいので防汚加工があるものを選択すると良いです。 製造の職種で溶接など火を扱う現場では、耐熱性があるものがおすすめです。 引火性があるものを扱っている現場では過って引火させないため、制電加工が施されていると安心です。

着用する時期を選ぶ

作業服は着用する時期を考慮して選びましょう。 年中同じ作業服で過ごすことも可能ですが、快適に作業をするなら時期に応じた作業服を選ぶ方が良いです。 春夏は気温が上昇するので外での作業はかなり厚くなります。 体温が作業服の内部に溜まったままにならないよう、通気性が良い素材や冷感素材を使ったものがおすすめです。 秋冬は保温性が高く寒さ対策ができるものを選択しましょう。 着用する時期に合わせて作業服を選ぶと、体の負担を軽減できます。

自分に合うサイズを選ぶ

作業服は自分に合うサイズを選びます。 ゆったりとした着心地が好きだからと言ってサイズが大きすぎると、作業現場で作業服を機械などに引っ掛けてしまう恐れがあります。 逆にサイズが小さいと、ぴったりとフィットしすぎて窮屈で動きにくさを感じるでしょう。 作業服はブランドや種類によってシルエットが異なります。 自分の体に合うサイズを選ぶと着心地も良くストレスを感じることがありません。

作業服の色で迷ったら青色がおすすめ!

作業服には黒、グレー、青、ベージュ、茶色などさまざまな色が揃っているので、作業服の色選びで悩んでしまう人もいると思います。 作業服の色選びに迷ったら「青色」を選択しましょう。 青色が作業服の定番色です。 薄い青色もありますが、おすすめは濃い青色です。 汚れが目立ちにくいので、作業中に多少汚れても気になりません。 また青色には心を落ち着ける作用があります。 落ち着いて作業に取り組めば冷静な判断もできるので、作業効率も良くなります。 また、周囲の人からも好まれやすいため、長年青色の作業服は愛用されてきています。

作業服着用時のルールをチェック

作業服には着用ルールがあります。

  • ジャストサイズを着用する
  • 夏でも肌の露出禁止
  • ほころびはすぐに繕う

それぞれの着用ルールについて詳しく見ていきましょう。。

ジャストサイズを着用する理由とは

作業服はジャストサイズを着用しましょう。 大きすぎると作業服にたるみが出て、機械に服を引っ掛けて転倒しケガをする恐れがあります。 不注意で事故を起こさないためにも作業服はジャストサイズを着用すべきです。

夏でも肌の露出禁止する理由とは

作業服は夏でも肌に露出は禁止です。 夏の暑い時期に長袖の作業服を着ていると汗ばむからと言って、腕まくりをしてはいけません。 肌を露出させないのは、作業現場で肌を保護するためです。 不用意に腕まくりをしたり、ズボンのすそを折ったりしないようにしましょう。

ほころびはすぐに繕う必要のある理由とは

作業服にほころびを見つけたらすぐに修繕すべきです。 ほころびがあるまま作業服を着て作業をしていると、持っている工具に引っ掛ける恐れがあります。 作業現場にある機械に引っ掛けて作業服を破いてしまうと肌を保護できなくなってしまいます。 さらに、機械や工具などでケガをしてしまう恐れもあるのです。 ほころびを見つけたらすぐに修繕しましょう。

作業服についた落としにくい汚れの洗濯方法

作業服は1日中着ているので、知らないうちに汚れが付きやすいです。 落としにくい泥汚れや油汚れが付いた場合の洗濯方法について紹介します。

油汚れが付いた場合

液体の洗濯洗剤を汚れに塗り込みます。 次に、洗剤と漂白剤を溶かした40度のお湯につけ置きします。 1~2時間程度つけ置きをした後、通常通り洗濯をすると完了です。

泥汚れが付いた場合

まずは形石鹸やブラシを使って、泥をしっかり落とします。 泥を落としたら、洗剤を溶かしたぬるま湯に作業服をつけ置きします。 つけ置きをすると泥汚れが浮いてきます。 泥汚れがある箇所に液体状の洗剤をつけて、通常通り洗濯。 これで落ちにくい泥汚れも落とせます。

作業服の選び方のまとめ

この記事では作業服の選び方のポイントについてご紹介しました。 作業服を選ぶ際に失敗しないよう、快適に作業ができる作業服を見つける参考にしてください。