製造業の作業員のほとんどは、1年中長袖の作業着を着用しています。 「暑いのになぜ?」と思う方もいると思います。 しかし長袖の作業着を着るのにはちゃんとした理由があります。 この記事では、1年中長袖の作業着を着る理由について解説していきます。
製造業などで1年中長袖の作業着を着る理由とは?
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製造業などで、1年中長袖の作業着を着る理由は主に以下の2点です。
けがを防止するため
製造業の作業現場では、機械や鋭利な物品、危険な薬品との接触やこすれが発生しやすい状況や、危険な設備や工具を使用することが多くあります。 そのため、万が一のことがあった際に肌が露出していると、怪我をしてしまう可能性が高いです。 長袖の作業着を着用することで、けがを最小限に抑えることができるため、作業者は可能な限り肌を露出させないようにしています。 そのため、腕まくりといった肌を露出させるような行為は、身だしなみを整える観点からもしないようにするべきでしょう。 けがの防止のためにも、長袖の作業着一般的な作業着の着用ルールについて簡単に解説します。
対策1 上着をズボンの中に入れる
シャツをズボンに入れることで、服が機械や材料に服が引っかかるリスクを抑えます。 これは怪我や事故を防げ安全性の観点からも重要です。 また、汚れや塵埃から身を守れるため清潔さの維持や、外見がきちっと整い見た目の印象が良くなります。
対策2 アクセサリーや装飾品を身に付けない
時計をはじめとする、アクセサリーや装飾品は、機械に巻き込まれ怪我をする可能性があるので、着用しないようにしましょう。 また、作業中にアクセサリーや装飾品が機械や材料にぶつかると、アクセサリー自体が損傷する可能性があります。 貴重なアクセサリーを守るためにも、作業中は装着を避けることが賢明でしょう。
対策3 袖口のボタンをしっかり留める
袖が機械に絡まる可能性を減らすため、肌の露出を減らす観点からも、作業着を着る際は袖口のボタンもしっかり留めることも重要です。 上着をズボンに入れるようにするにすることと同様、外見がきちっと整い見た目の印象が良くなります。
対策4 底のすり減った靴は履かない
底が擦り減ると靴の摩擦力が低下し、滑りやすくなるため、履かないようにしましょう。 作業現場では、床が液体や油、粉塵など、足場が不安定な場所や滑りやすいところで作業したりすることがよくあります。 転倒による捻挫や打撲、骨折や、滑落といった身の危険から守るためにも底の擦り減った靴は履かないようにしましょう。 グリップ力のある靴を選ぶのもポイントです。
熱中症を予防するため
半袖の方が涼しくて熱中症対策になると思われがちですが、実は長袖の方が熱中症になるリスクが低いとされています。 熱中症の主な原因は、長い間直射日光を浴びることで体力を消耗するためです。 つまり、長袖を着用することで日光からうけるダメージを軽減することができ、熱中症対策につながるのです。 近年では、長袖の作業着でも涼しく着用できるような接触冷感や吸水速乾などの機能を持つ作業着、空調機能付き(ファン付き)作業服も増えてきていますので、そういったものも活用していきましょう。 後ほど、熱中症対策について詳しく解説します。
作業着を選ぶポイントは?
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実際に作業着を選ぶ際には、どのようなことを意識して選べばいいのでしょうか。 ポイントを解説していきます。
通気性や吸湿性に優れているものを選ぶ
夏は、気温や湿度が高くなるため、作業着が蒸れて熱がこもると、熱中症のリスクが高まります。 そのため、通気性や吸湿性に優れた作業着を選ぶことが大切です。 ラクスルでは絞り込み検索機能があります。 「通気」の機能にチェックを入れると、商品を絞って検索することができますので、活用してみてください。
吸汗速乾機能もおすすめ
吸汗速乾機能とは、汗を素早く吸収して乾燥させる機能のことです。 汗は、皮膚表面から蒸発することで体温を下げています。 しかし、汗が蒸発するまでに時間がかかると、肌が濡れた状態が続き、不快感や肌トラブルの原因になることがあります。 吸汗速乾機能を持つ服は、汗を素早く吸収して、外側に拡散させるため、汗が肌に残りにくく、サラサラとした着心地を保つことができます。
サイズが合っているものを選ぶ
大きすぎる作業着は、動きにくく、着心地も悪いため、仕事の効率が下がる可能性があります。 また、余った服の裾が機械に巻き込まれてしまうといった、安全性に問題が生じる可能性があります。 一方、小さすぎる作業着は、動きにくく、肌を露出させる原因になる可能性があります。 露出した箇所から、怪我や火傷をするリスクが高まってしまいます。 そのため、ジャストサイズの作業着を選ぶようにしましょう。
見た目もカッコよくきまりますよ。洗濯しやすいものを選ぶ
作業着は、汚れや汗で汚れやすいため、洗濯しやすいものを選ぶとよいでしょう。 汗などの汚れをそのままにしてしまうと、汗に含まれる成分を細菌が分解することで、作業服に黄ばみが発生してしまいます。 ラクスルでは絞り込み検索機能があります。 「家庭洗濯可」の機能にチェックを入れると、商品を絞って検索することができますので、活用してみてください。 また、「作業着の洗濯方法は?手入れが簡単なおすすめ作業着も紹介!」の記事では作業着の洗濯方法について詳しく解説していますので、洗濯の際には参考にしてみてください。
作業着の洗濯方法は?手入れが簡単なおすすめ作業着も紹介!「ラクスル」で選ばれている長袖の作業服5選紹介
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秋冬作業服 G620シリーズ 裏綿 男女ペアブルゾン | ミドリ安全
長袖ブルゾン 7106 | TS DESIGN
AIR ACTIVEロングスリーブジャケット 8106 | TS DESIGN
作業服 エコマーク認定 グリーン購入法適合 帯電防止 VES660シリーズ 長袖ブルゾン(春夏用) | ミドリ安全
作業服 帯電防止 ストレッチ VE520シリーズ 長袖ジャンパー(秋冬用) | ミドリ安全
作業服 帯電防止 ストレッチ VES520シリーズ 長袖ジャンパー(春夏用) | ミドリ安全
作業服 帯電防止 カーボンオフセット VES50シリーズ 長袖ブルゾン(春夏用) | ミドリ安全
春夏作業服 RCS610シリーズ 清涼長袖ブルゾン | ミドリ安全
ブルゾン 7071 | バートル
ジャケット 7091 | バートル
LIGHT TECロングスリーブジャケット 5306 | TS DESIGN
ハイブリッドコットンジャケット 3516 | TS DESIGN
ジャケット 9091 | バートル
ジャケット 1801 | バートル
ジップアップジャケット(男女兼用) AZ-64430 | アイトス
夏に重要な暑さ対策
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けがや熱中症対策のためとはいえ、夏に長袖の作業服を着用して作業するのは暑いものです。 どうしても熱中症のリスクがあります。 熱中症にならないためにも、熱中症対策について解説します。
基本的な熱中症対策についてチェックしよう!
服装での対策には限界があります。 猛暑に備え、改めて基本的な暑さ対策も紹介します。
こまめに水分を補給するようにしよう
熱中症の予防には、喉が渇く前にこまめに水分を補給することが大切です。 1日の目安は約1.2リットルぐらいです。 スポーツドリンクや経口補水液など、塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にも繋がるためおすすめです。
ほどよく塩分を取るようにしよう
毎日の食事を通してほどよく塩分をとるように意識しましょう。 先ほど紹介しましたスポーツドリンクや経口補水液などもおすすめです。 現場などで屋外や暑い環境での作業で、大量の汗をかく方は特に意識すると良いです。 かかりつけ医から水分や塩分の制限をされている場合は、一度相談した上で、その指示に従うようにしましょう。
体調管理に気をつける
日頃から体調管理をしっかりと行い、体調が悪い場合は無理をせずに休むようにしましょう。 暑さで体調が悪くなると、熱中症のリスクが高まってしまいます。 普段の生活でも、通気性や吸水性の良い寝具を活用し、エアコンや扇風機を適度に使い快適な睡眠環境を整える等、日々の睡眠で体調を整え翌日の熱中症を予防していきましょう。
こまめな休憩をとるよう意識しよう
暑さや日差しにさらされる屋外での作業では、日陰や屋内にといった休憩できる場所を用意しておくと良いでしょう。 極力日差しを避け、体力の消耗を抑えるように意識します。
涼しく感じられる衣服を取り入れるなど、衣服を工夫する
冷感素材のインナーを着用したり冷感グッズなどを使用して、暑さ対策しましょう。 首や脇、背中などが冷やせると、より良いです。 また、インナーの他にも最近では、空調機能付き(ファン付き)作業着も増えてきています。 「ファン付き作業服おすすめ10選!」では、通販サイト「ラクスル」で購入可能なおすすめの空調機能付き(ファン付き)作業服を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ファン付き作業服おすすめ10選!ラクスルでは作業着に刺繍や印刷が可能
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「ラクスル」では作業着に、店舗名やロゴなどの刺繍や印刷(プリント)ができます。 1箇所100円から名入れ加工が可能なので、気軽にオリジナルユニフォームが作れます。
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また、 画像をアップロードするだけで印刷イメージを確認することもできます。 カラーや印刷する場所など、さまざまなシュミレーションができるので「思ってたイメージと違う」ということを避けられます。 おしゃれな作業着を検討している方は、ラクスルの刺繍や印刷(プリント)がおすすめです。 職場のロゴや名入れが入っているユニフォームを着れば、よりまとまりのある職場になるでしょう。
「【厳選】刺繍やロゴが入れられる作業着9選!」の記事では、刺繍や印刷ができる作業服を紹介しているため、併せてチェックしてみてください。
【厳選】刺繍やロゴが入れられる作業着9選!作業着をラクスルで購入する方法
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ここでは通販サイト「ラクスル」で作業着を購入する方法を解説します。 まず公式サイトを開きヘッダーメニューの商品一覧をクリックし、カテゴリから探すをクリックします。 その次にジャケットの作業着をクリックすると作業着の一覧を見ることができます。 作業着の画面が表示されましたら、画面の左横に表示されている業種という項目を選択します。 その次に「現場作業・工場」という検索機能にチェックを入れると作業着の一覧が表示されます。 ラクスルでは165種類の作業着を扱っています。(2023年11月現在)
作業着に関するよくある質問
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汚れに強い長袖の作業服はありますか?
汚れに強い作業服は「秋冬作業服 G620シリーズ 裏綿 男女ペアブルゾン」です。
秋冬作業服 G620シリーズ 裏綿 男女ペアブルゾン | ミドリ安全
暑い工場でおすすめの作業服はありますか?
暑い工場でおすすめの作業服は「春夏作業服 RCS610シリーズ 清涼長袖ブルゾン」です。
作業服 エコマーク認定 グリーン購入法適合 帯電防止 VES660シリーズ 長袖ブルゾン(春夏用) | ミドリ安全
中に着るインナーで、夏におすすめのものはありますか?
夏におすすめのインナーはTS DESIGNの「ハイネックロングスリーブシャツ 8350」です。 清涼冷感機能、吸汗速乾機能、UVカット機能と、夏に必要な機能が一通りついています。
ハイネックロングスリーブシャツ 8350 | TS DESIGN
長袖の作業着を着る理由のまとめ
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この記事では、1年中長袖の作業着を着る理由を解説いたしました。 自分の身を守るためにも作業着の着用ルールを守ることが大切です。 ラクスルでは、暑さ対策に重要なアイテムも合わせてご用意しております。 また、通常販売されている作業着に100円から印刷や刺繍を施せるものもありますので、ぜひ活用してください。