【2024年最新】ファン付き作業服・空調服おすすめ10選！涼しくて快適な空調服の選び方も紹介

作業服の中には、ファン付き作業服というものがあります。 ファン付き作業服とは一体どういうものなのでしょうか？ 今回はファン付き作業服の効果や、おすすめのファン付き作業服について詳しく紹介します。

ファン付き作業服とは？

ファン付き作業服は空調服とも呼ばれており、電動のファンが作業服の中に内蔵されたウェアのことを言います。 ファンを稼働させることで服の内側の空気を循環させるようになっています。 夏場などの熱い季節に着ると、作業中でもファンによって涼しく快適に活動できるようになっています。

ファン付き作業服に必要なもの

ファン付き作業服には、どのようなものが使われているのでしょうか？ ファン付き作業服にはジャケット・ファン・バッテリーの3つが必要になります。 この3つがセットで販売されている場合と、それぞれを単体で販売されている場合があります。 セット作業服がお得なので、まずはセット作業服を購入して、ファンやバッテリーが壊れた時に別途部品だけを購入して取り換えれば長く使えます。

ファン付き作業服のメリット５つ

ファン付き作業服を着用しての作業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。 ここでは、ファン付き作業服を着るメリットを紹介します。

1． 作業効率が上がる

ファン付き作業服を着てから作業をおこなうと、作業効率が上がります。ファン付き作業服を着ることで、夏の暑い場所で作業をするときに格段に作業効率がアップします。ファンの作用で発汗量や体温などを一定に保ってくれるので、作業をしやすくなるのです。 作業時間でみると、1時間作業を行ったときに15分程度は休憩をしなければいけなかったところを、15分程度の球形で2時間程度作業ができるようになります。ファン付き作業服を着ているからといって、無理な作業は避けるようにしてください。

2． 作業環境に合わせた風量調整ができる

ファン付き作業服には、風量の調整ができるスイッチがついています。スイッチで風量を調節できるようになっているのです。その場の暑さや湿度に合わせた風量を設定できます。中には、スマフォアプリから風量調整ができるファンも登場しています。

3． カラーが豊富でおしゃれなので女性でも着れる

最近は女性の作業員も増えてきていて、ファン付き作業服のカラーバリエーションも増えてきています。カラフルなものから、かわいらしいものまで種類が豊富です。カラーだけではなく、デザインもおしゃれなものが登場しています。

4． 想像以上に軽い

ファンと言えば重いのではと思うことでしょう。作業服に装着するファンは軽量加工がされているものがほとんどで、そこまで重さを感じることはありません。通常の作業服と変わらない程度の重さのものが多数販売されています。

5． 現場作業員の熱中症対策の必需品

ファン付き作業服の一番のメリットは熱中症対策ではないでしょうか。炎天下での作業や、高温の屋内での作業をおこなうと、熱中症にかかる確率が上がります。そんな場所で作業をおこなうときに、ファン付き作業服を着用すれば、熱中症にかかる確率を下げられます。

ファン付き作業服のデメリットはないの？

前章でファン付き作業服のメリットを紹介してきましたが、デメリットはないのでしょうか。ファン付き作業服を着用して良いことだけなのでしょうか。ここでは、ファン付き作業服を着用するデメリットを紹介します。

1． 価格が高くなる

ファン付き作業服の一番のデメリットと言えば価格面ではないでしょうか。一般的な作業服に比べると、ファン付き作業服はだいぶ価格が高くなっています。それは、ファンとモーターの料金がプラスされるからです。

2． 重量があるものもある

ファン付き作業服は、一般的な作業服に比べると、ファンを回すためのモーターなども必要になります。ファンとモーターを装着するわけなので、その分重くなります。最近は、ファンや小型化されたモーターなどで重量も大分軽くなってきています。

3． バッテリーで稼働するため充電が切れると使えない

ファン付き作業服の場合、ファンを稼働させるために電源が必要になります。電気を充電してから着用しなければいけません。そこで、充電が切れた時はファンが回らなくなるので、ファンが止まった後は普通の作業服と同じです。充電時間などを考えてから着用しなければいけません。

4． 普通の作業服よりも太って見えてしまう

ファン付き作業服のファンを作動させると、空気を循環するので、その分上着の部分が膨らみます。膨らんだ分だけ身体が大きくなるので、太って見えます。特に女性の場合は、気になる方もいるのではないでしょうか。

5． 故障することがある

ファン付き作業服を着用しているときに、故障することもあります。故障するとファンが回らないので涼しくなくなります。それに、ファンを交換しなければいけなくなります。また、フィルターなどもあるので、定期的なメンテナンスをして、故障する前に対策を行っておくことが大切になるのです。機械を使うことでこれだけは避けられません。

ファン付き作業服の選び方6つ

ファン付き作業服にはいろいろなタイプのものが出てきています。同じファン付き作業服でも、自分にあったものを選ぶのが、失敗しないために必要なことになります。ここでは、ファン付き作業服の選びかたを6つ紹介します。

1． ファン付き作業服で必要なもの3つ

ファン付き作業服を選ぶときに重要な3つの部品を把握していきましょう。ファン付き作業服には、ジャケット・ファン・バッテリーの３つが必要不可欠なものです。ファン付き作業服を選ぶときは、この3つを選ぶときにどれにするかで、作業中の涼しさや作業のしやすさが変わってきます。 この3つがセットになった作業服と、別で購入するタイプがあります。初めてファン付き作業服を購入するときは、この３つがセットになっている作業服を選びましょう。

2． 現場に合わせた選び方が重要

ファン付き作業服には長袖タイプ・半袖タイプ・ベストタイプ等種類が選べるようになっています。どれを選ぶかは、作業現場の状況に合わせた種類を選びましょう。半袖やベストは動きやすいので、作業速度が求められるような場所に向いています。安全性を重視するような場所で作業するときは、長袖タイプを選びましょう。 今の作業現場では、何を一番重要としているのかを確認してから、どのタイプの作業服にするかを決めましょう。

3． 現場に合わせた素材選び

作業服の素材にも注意してください。綿素材の場合は、吸水性・吸湿性が非常によく、火にも強いので、火を扱う現場や熱気がこもりやすい現場で着用すると効果的です。 もう一つの素材のポリエステルの場合は、撥水性があるので野外での作業をするときに着用すると、雨が降ってもはじいてくれるので、効果が発揮されます。ただし、熱に弱いので火器を使う場所には不向きです。 混紡素材というものもあります。混紡素材は、綿とポリエステルの両方の良い点を合わせたような素材です。ただし、熱には弱いので、ポリエステル同様、火を使う現場には不向きとなっています。

4． 機能やデザイン性で選ぶ

ファン付き作業服にもいろいろな機能が付いています。機能には、UVカット・遮熱機能・撥水加工などが基本機能としてついているものが多いです。ファン以外でもフードつき・保冷剤収納つきなど、便利な機能も付いています。 どの機能があれば自分にはあっているかを考えてから、ファン以外の機能面で自分に必要なものを備えている作業服を選びましょう。

5． 耐久性をみる

ファン付き作業服と言えば、作業をするために着る服なので、一番重要なのは耐久性がどのくらいあるかではないでしょうか。作業着として一番重要なのが耐久性の良さではないでしょうか。耐久性を考えると、安ければ良いというわけではなく、機能性や素材なども含めて総合的に決める必要があります。 また、ブランド作業服は機能性やデザイン、そして耐久性の面を考えると一番良いと言えるでしょう。

6． 人気のブランドを選ぶ

ファン付き作業服にもブランドがあります。バートル・サンエス・マキタなどは、作業服の人気ブランドになっています。電気工具で有名なマキタは、同社生産の工具のバッテリーが使えるようになっています。ブランドごとにそれぞれ特徴があるので、どのブランドの作業服を選ぶかは機能やデザインなどを総合的に見てから選びましょう。 メーカーごとにデザインも違うので、好きなデザインのものはどこのメーカーなのかを見極めることも重要になります。

ファン付き作業服の種類3個

ファン付き作業服を選ぶとき、基本的なタイプに半袖、ベスト、長袖の3種類があります。どれを選ぶのか、それぞれのタイプの作業服がどのような特徴があり、何を目的として販売されているのかを見てみましょう。

１．長袖タイプ

長袖タイプのファン付き作業服があります。このタイプは折角ファン付きなのに長袖と思われるかもしれませんが、作業場所によっては長袖じゃないと駄目な場所も結構あります。そういう場所でファン付き作業服を着用するには、長袖タイプになります。 長袖タイプの場合は、スタンダードなデザインのものが多く販売されていて、利用者が多いタイプの作業服になっています。安全面を考えると、このタイプが一番利用者が多いようです。

２．半袖タイプ

半袖タイプのファン付き作業服もあります。ファン付きでも長袖を着るのは暑いので、半袖タイプの作業服を選択することもあります。ファン付き半袖タイプの作業服を利用するときは、アンダーシャツに長袖タイプのものを着ることが多いです。安全面を考えると、どうしても長袖のアンダーウェアが必要になります。 ただ、半袖タイプのファン付き作業服は一番種類が少ないタイプになっているのです。その点は、考えてから選ぶようにしてください。

３．ベストタイプ

ファン付き作業服が必要な時というのは、暑い季節や場所で作業をするときになるので、一番いいのがベストタイプのファン付き作業服ではないでしょうか。作業服の舌にはTシャツなどを合わせてきてから作業するのがベストではないでしょうか。ベストタイプのものは、長袖や半袖タイプのものよりも、おしゃれなものが豊富にあります。

ファン付き作業服のおすすめ10選

ファン付き作業服はこういう時は着ない方が良い

ファン付き作業服を着てから作業をすると涼しくなり、作業効率が上がります。ただし、ファン付き作業服を着用しない方が良いときというのがあります。作業服を着ない方が良いときというのは、どういうときなのでしょうか。ここでは、ファン付き作業服を着ない方がよいケースを３つ紹介します。

1． 気温が高すぎるとき

作業現場の気温などが非常に高いときは、ファン付き作業服を着ようとしても、熱風になる恐れがあり、逆に熱中症になる恐れがでてきます。温風をいくら巡回させても意味がありません。 ただし、保冷剤をファンと一緒に使えるような作業服も在り、そちらであれば、気温が高い場所でも着用は可能です。その場合、保冷材もすぐに溶けると思うので、交換用の保冷剤を用意しておきましょう。

2． 仕事するときに車が多いとき

車の運転がメインのお仕事をしている人は、ファン付き作業服はあまりおすすめしません。ファン自体が服の低い位置についているので、運転をするときに、ファンが邪魔になって運転がしにくくなります。運送会社などのドライバーをメインに仕事をしている人が、ファン付き作業服を着用するのは、あまりおすすめできません。 ファンの位置が脇の下辺りについているものもあるので、それであれば、ドライバーメインの仕事の人が来ても問題はないでしょう。どうしてもファン付き作業服を着たいという方は、脇の部分にファンがついている作業服を選ぶようにしてください。

3． 社長の独断で決めるとき

作業服を着るのは、ほとんどが企業です。企業の場合、作業する人が自分にあったファン付き作業服を決めるのはいいのですが、社長が独断でこれにしようと決めてしまうようなケースでは、実際の現場の状況が分かっていないことが多く、機能性で現場に合っていない可能性があります。 中には、同業他社が着用しているから、うちでも着用しようと、自社に合っていないケースでも社長が着用しようとするようなケースもおすすめできません。あくまでも、現場の作業員が欲しいと思えるような、ファン付き作業服を着用するのが一番ではないでしょうか。

ファン付き作業服を選ぶときの注意点

ファン付き作業服を選ぶときにいくつか注意点があります。選び間違うと、長く着られない恐れがあります。一度買った作業服はできるだけ長く着たいものです。できるだけ長く着られるようにするために重要なポイントを紹介します。

１．ファン選びに注意

ファン付き作業服を購入するときに一番重要なのは、付属のファンやモーターなどになります。また、それに合わせてどのような服を選ぶかが重要です。ファンを使うので、ファンの風を最大限有効活用するためにも、大きめの服のサイズを選ぶようにしましょう。余裕がないと、折角ファンを取り付けてもファンの性能を十分に生かしきれなくなります。 また、装着するファンの大きさなどにも注意が必要です。最初にファン付き作業服を選ぶときは、全てがセットになったものを選びます。ただし、その時のファンの種類には注意が必要です。ファンは使っていると、故障したり壊れたりすることが多いです。その時に、作業服を買い替えるのではなく、ファンだけを交換できるようなものを選びましょう。 ファンにはメーカーごとにオリジナルの規格があるので、そこをしっかり把握してから、どの作業服にするかを決めましょう。

２．できるだけ風力があるファンを選ぶこと

ファン付き作業服を選ぶときにもう一つ重要なのが、ファンの風力です。ファンの風力次第で、作業中の快適さが大きく変わります。ファンの風力はメーカーごとに違いますし、風力調節ができるファンも販売されています。作業中に、集中できるような涼しくなるファンの風力がないと意味がありません。 購入するときに実際に試着できれば、試着してから風力チェックをしてみるのも、ファン付き作業服選びでは重要なことです。試着できれば、作業服のダボ付き感も同時に確認できます。

3．交換用パーツをしっかり見極める

購入するときにもう一つ重要なのが、ファンも含めて、モーターや充電装置などの部品の交換ができるものなのか、できるのであれば、交換パーツの価格や品ぞろえなどは十分にあるかです。 折角買っても、交換できるファンやモーターなどのパーツが購入できないとなると、新しいファン付き作業服を購入するしか手段がありません。それでは、意味が薄れてしまいます。交換するパーツが手に入ることを確認してから、ファン付き作業服を購入するようにしてください。

まとめ

ファン付き作業服は、高温多湿な環境下での作業において、快適な作業環境を提供する必需品になってきています。ファン付き作業服を着るメリット・デメリットについてわかりやすく紹介してきました。また、作業服を選ぶときはどういうものを選べばよいのかも紹介してきましたので、良く分かったのではないでしょうか。 今回、紹介してきましたおすすめ10選から、自分に合ったファン付き作業服を選んで、安全で効率アップ出来る作業を選んで作業をおこないましょう。