飲食店のスタッフユニフォームとして使用するエプロンは、お店の雰囲気作りにおいて大切なポイントとなります。しかし、デザインや素材、機能性など考慮すべき要素が多く、どのエプロンが適しているのか選ぶのは難しいものです。
本記事では、おしゃれなデザインはもちろん、現場で活躍する機能性に優れたエプロンを厳選して22点ご紹介します。抗菌・防臭機能付きエプロンや、油汚れに強いエプロンなどもありますので、ぜひ参考にしてください。
ここでは、飲食店のタイプやジャンルに合ったエプロンの機能とおしゃれな商品を紹介します。
レストランや居酒屋では、調理スタッフとフロアスタッフそれぞれの業務に適したエプロンを選ぶことが大切です。
厨房スタッフは、コックコートや調理用白衣の上から着用しやすい腰エプロンが選ばれる傾向にあります。
フロアスタッフには、軽くて動きやすい腰エプロンのほか、ペン差しやポケット付きで収納力の高い胸当てエプロンも人気です。ファッション性を重視するなら、おしゃれなエプロンドレスも選択肢に入るでしょう。
機能面では、水を弾く撥水性や油汚れを防ぐ撥油性があると、ユニフォームの汚れを軽減できます。また、ほこりや髪の毛の付着を防ぐ制電機能があると、より衛生的に働けるのでおすすめです。
バルはレストランや居酒屋と比べてオープンキッチンのスタイルが多く、カウンターで食事を楽しめるのが特徴です。
調理スタッフもお客様と対面する機会が多いため、フロアスタッフと同様におしゃれなユニフォームやエプロンを選ぶと、お店の雰囲気をより引き立てられるでしょう。
機能面では、レストランや居酒屋と同じく、撥水性や撥油性のある素材が理想的です。また、塩素系漂白剤が付着しても色落ちしにくい退色防止機能があると、エプロンの美しさを長く保てます。
バーでは、黒いベストとロング丈のソムリエエプロンの組み合わせが多く採用されています。黒はシンプルでフォーマルな印象を与えるだけでなく、プロフェッショナルな雰囲気を演出できるため、こだわりの空間でお酒を提供するバーにぴったりです。
また、バーの照明は暗めに設定されていることが多いため、黒の色味がしっかり映える高発色のものを選ぶと、よりラグジュアリーな印象になります。色落ちを防ぐ退色防止機能や、ほこり・髪の毛の付着を抑える制電機能が備わっていると便利です。
膝下まである長い丈の腰エプロンは、ソムリエエプロンと呼ばれます。ギャルソンエプロンと呼ばれることもあります。足さばきが見えにくいため、上品でエレガントな雰囲気があり、落ち着いたレストランやバーにおすすめです。
腰エプロンのリボンの結び方にはさまざまな種類がありますが、ソムリエエプロンの場合は、すっきりとスタイリッシュに見える一文字結びが主流です。
詳しくは下記の記事をぜひご覧ください。
ドリンクやフードを担当するキッチンスタッフには、ユニフォームをしっかりカバーできる胸当てエプロンがおすすめです。水ハネや調味料の汚れを防ぐため、撥水・防汚機能が備わっていると安心です。
一方、接客を担当するフロアスタッフには、身軽で動きやすい腰エプロンが適しています。オーダー端末などを持ち歩く場合は、膝丈くらいのエプロンなら大きめのポケットがあり便利です。
店内を頻繁に歩き回る忙しいカフェでは、ショート丈のエプロンのほうが動きやすく快適でしょう。
カフェで使用するエプロン選びについては、下記の記事もぜひ参考にしてみてください。
ここでは、飲食店の雰囲気やテイスト別に、おすすめのおしゃれなエプロンを紹介します。
バーやレストランなど高級感のあるラグジュアリーな空間を提供する飲食店では、白や黒のエプロンが定番カラーとなっています。高級感を保ちながらもナチュラルな雰囲気を演出したい場合は、深みのあるブラウンもおすすめです。
素材はシルク調の上品な光沢感があるものや、綿リッチな風合いを感じられるものが、高級な雰囲気によく馴染みます。
落ち着いた空間でリラックスしながらコーヒーや音楽を楽しめるカフェや、グリーンが豊富に飾られたボタニカルな飲食店などでは、グリーンやブラウン、ベージュなどのアースカラーのエプロンが人気です。
ナチュラルな空間やインテリアを引き立てるためにも、自然に溶け込み、主張しすぎない落ち着いた色合いがおすすめです。
ベーカリーやハンバーグ店、ビュッフェ形式のレストランなど、家族や友人と気軽に食事を楽しめるカジュアルな飲食店では、デニムや帆布などのナチュラルな素材を使用したエプロンが人気です。
耐久性に優れているだけでなく、使い込むほどにオリジナルの風合いが出てきて、経年変化を楽しむことができます。
また、無地だけでなく、ストライプやチェックなどの柄物も親しみやすい雰囲気があるのでおすすめです。
定食屋、蕎麦屋、寿司屋など和食を提供する飲食店では、和の配色を取り入れたエプロンを選ぶと、店の雰囲気に統一感が生まれます。和菓子屋や和風カフェでは、桜など和柄が施されたかわいいエプロンもよく選ばれています。
和風のエプロンがなかなか見つからない場合は「前掛」で検索してみると、見つけやすいのでおすすめです。
かわいいスイーツを提供するカフェや、内装にこだわった可愛らしい雰囲気の飲食店では、フリル付きやフレアシルエットなど、クラシカルなデザインのエプロンがおすすめです。
ワンピース感覚で着られるエプロンドレスや、メイド服にも合うフリル付きエプロンは、上品で愛らしい印象を演出します。
海辺のリゾート地にある観光客向けの飲食店では、トロピカルな植物柄や果物柄のデザインを施したエプロンがおすすめです。ビーチ近くのカフェやレストランで着用することで、異国情緒やリゾート感をより一層引き立てることができます。
また、通常のエプロンよりもエプロンドレスのほうが、より華やかさな雰囲気を演出しやすいでしょう。
飲食店で使用するエプロンには、お店のロゴやスタッフ名を入れるのもおすすめです。ラクスルではエプロンに刺繍やプリントを施し、店舗オリジナルのエプロンを作成できます。
店舗名やロゴをプリントすることで、ユニフォームとしての統一感が生まれます。店舗の雰囲気がまとまるだけでなく、スタッフのチームワーク向上にも効果が期待できます。
また、スタッフの名前を刺繍で入れることで、各スタッフが自分専用のエプロンを持つことができ、モチベーションアップにもつながります。
厨房やキッチンで調理を担当するスタッフには、撥水・撥油・防汚機能が付いた胸当てタイプのエプロンが向いています。移動が多いフロアスタッフには、動きやすい腰エプロンやショート丈エプロンが適しています。業務内容に合わせて選んでみましょう。
また、高級感を重視する飲食店には上品な光沢感のある素材のもの、カジュアルな飲食店にはデニムなどナチュラルな素材のものなど、飲食店のテイストに合った素材やデザインのエプロンを選ぶのがおすすめです。
この記事を参考に、お店の雰囲気や仕事内容にぴったりのエプロンを選んでみてください。