最強の空調服はバッテリーが重要!おすすめ商品や選び方など徹底解説

最強の空調服はバッテリーが重要!おすすめ商品や選び方など徹底解説

日に日に気温が上がっていくこの季節、夏場の現場作業を快適にしてくれる空調服やバッテリーの購入を検討するべき時期でもあります。 近年は数多くのメーカーから多彩な製品が出回っていますが、選び方を知らないまま購入に臨むことはおすすめできません。 使用したいシーンに適した性能のバッテリーを選ばないと、「うまく暑さをしのげない」などのデメリットにつながるからです。 そこで本記事ではおすすめの最強バッテリー・空調服をご紹介するだけでなく、最適な空調服バッテリーの選び方・寿命・正しい管理方法なども解説します。 空調服のメリットを十分に活かせる知識を網羅できる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

最強の空調服バッテリーならこの4種!

まずは最強の空調服バッテリーをお求めの方におすすめしたい、以下4種類のバッテリーセットをご紹介します。

空調服® スターターキット SKSP01

空調服® スターターキット SKSP01 | 空調服

空調服® スターターキット SKNA301

空調服® スターターキット SKNA301 | 空調服

空調服® スターターキット SKSP02

空調服® スターターキット SKSP02 | 空調服

空調服® スターターキット SK00012

空調服® スターターキット SK00012 | 空調服

空調服バッテリーの選び方

使い勝手・サイズ感・稼働時間・風量と様々な観点から最強の空調服バッテリーをご紹介しましたが、商品を見ても実際にどれを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。 空調服バッテリーを購入する際は、以下のポイントに注目しながら選ぶことをおすすめします。

  • 容量で選ぶ
  • 出力電圧(風量)で選ぶ
  • 空調服やファンとの互換性で選ぶ
  • メーカーで選ぶ

具体的にどのような選び方をすれば良いのか、ポイントごとに詳しく解説していきます。

容量で選ぶ

長時間の使用を前提としている場合は、バッテリー容量を確認しましょう。 空調服におけるバッテリー容量の相場は、6,000〜15,000mAh程度です。 バッテリー容量は「mAh」単位で表記されており、数値が大きいほど長時間の稼働に期待ができます。 ただし、長く風に当たり続けていると体調を崩す恐れがあることに注意が必要です。 たとえ大容量バッテリーで長時間の稼働が可能となっても、適度に稼働を止めて休みましょう。

出力電圧(風量)で選ぶ

出力電圧も稼働時間に関わると同時に、「涼しさ」に直結する要素でもあります。 空調服のバッテリーにおける出力電圧は最低でも5V前後、高いものでは15V前後となっています。 出力電圧が高いほど風量が多くなるため暑さが厳しい現場の作業に役立ちますが、電力の消耗が激しく稼働時間は短くなりがちです。 出力電圧を5V前後・10V前後・15V前後に分けると、稼働時間の目安は以下の通りになります。

5V前後 10~30時間程度
10V前後 7~15時間程度
15V前後 1~3時間程度

5V前後は稼働時間が長い一方で風量は少ないため、「厳しい暑さではない場所で長時間使いたいとき」に適しています。 中間的な位置にいる10V前後は風量と稼働時間のバランスが良く、空調服における性能の水準を知るためにも最初に試しておきたい数値です。 空調服として最強クラスの15V前後は、炎天下や空調がない現場での作業にも申し分ない涼しさを体感できます。 しかし稼働時間は極端に短く、稼働時の音が大きくなるなどのデメリットもあります。

空調服やファンとの互換性で選ぶ

バッテリーのみ新たに購入し、自前の空調服やファンを使い回す場合は必ず互換性も確認しましょう。 空調服とは、互いに適合する「ウェア(服)」「ファン」「バッテリー」の3つが揃って機能するアイテムだからです。 ファンとバッテリーに関しては基本的に互換性がないため、バッテリーのみ購入する場合は必ずファンと同じメーカーの製品を選びましょう。 空調服は他社製のファンでも取付可能な場合が多く、ファンとバッテリーの互換性さえあれば使い回しができます。 しかし固定が上手くできず、使用中に落下して故障するリスクも伴います。 多くのメーカーは互換性がない製品との組み合わせによる故障は保証対象外としているため、注意が必要です。

メーカーで選ぶ

空調服のバッテリー・ファンは、メーカーによって性能やデザインなどの傾向が異なります。 例えば空調風神服で有名な「サンエス」のバッテリーは難燃性プラスチック素材を採用しており簡易防水仕様となっているため、高温や水に晒されやすい場所も比較的安心して使用可能です。 多彩かつデザイン性の高い作業着を豊富に生み出している「バートル」もバッテリーセットを販売しており、高出力な製品の数々は人気を博しています。 そして空調服メーカーの代表格とも言える「株式会社空調服」は、どのバッテリーもJIS IPX5規格に適合しており優れた防塵・防水性能を備えています。 他にも9段階に分けてバッテリー残量を表示する機能、バッテリーを汚れや衝撃から守るケース、ワンタッチ式で着脱可能なファンなど、高い安全性と使い勝手の良さをもたらす工夫が施されていることが特徴です。 なお、先ほどご紹介した4種のバッテリーはいずれも空調服製となっており、ラクスルで販売しているすべての空調服ウェアに対応しています。

空調服バッテリーの寿命

空調服バッテリーは消耗品であり、長期的に使用を続けると必ず故障します。 暑さの厳しい現場で使用している中、「突然ファンが回らなくなった!」と困ることがないようにバッテリーの寿命について知っておきましょう。

空調服バッテリーの一般的な寿命は2~3年程度

空調服バッテリーの寿命は使用頻度や使い方によって変わりますが、一般的に使用可能な期間としては2〜3年程度です。 空調服バッテリーには携帯電話と同じ「リチウムイオン電池」が使われており、充電を行うごとに少しずつ劣化が進みます。 携帯電話の電池は300〜500回程度の充電が可能であり、2日に1度充電をすると2年ほど経過した時期から劣化の症状が現れる計算となります。 そのため、同じ仕組みをしている空調服バッテリーも2年間(充電500回程度)までは使えると考えて良いでしょう。 ただし空調服は季節や作業現場によって使用頻度が変わるため、あくまでも目安と考えあらかじめ予備のバッテリーを用意しておくと安心です。 バッテリーが2つあれば故障時だけでなく、充電をし忘れた場合もすぐに対応できます。

空調服バッテリーの寿命が近づいているサインとは

空調服バッテリーは寿命が近づいている(劣化が進んでいる)状態だと、以下のような症状が現れやすくなります。

  • 電力の消耗が激しくなっている
  • 充電にかかる時間が長くなっている
  • バッテリー本体が膨張または熱を発している

なお、空調服バッテリーのトラブルとしては他にも「ファンが回らない」「ケーブルを差し込んでも充電できない」などがありますが、これらは必ずしも寿命が原因とは限りません。 後述する対処法を試すことで、解決できる場合があります。

空調服はファンの寿命にも注意

空調服の動作に不具合が生じた際、バッテリーだけでなくファンに異常はないか?寿命が近づいているのではないか?という可能性も視野に入れましょう。 空調服のファンも、バッテリーと同じく使用頻度が高いほど寿命も短くなります。 特に常に高速で回転しているファンは、ウェアやバッテリーよりも壊れやすく消耗品としての性質が強い部品です。 例えば「以前より涼しさ(風量)が弱まった」と感じる場合、ファンの寿命が近づいている可能性があります。 変形や割れている部分がないかを確認し、必要に応じてバッテリーではなくファンの買い替えを検討すると良いでしょう。 なお、ファンを装着したままの空調服を無理にたたんだり、高温な環境で使用したりすると変形につながります。 ファンが変形すれば寿命を迎えなくとも正常に動かなくなるため、扱い方には注意が必要です。 一般的な使用頻度かつ強い衝撃・重量・熱などの外的要因に注意していれば、ファンは2〜3年程度使えます。

空調服バッテリーが故障した場合の対処法

空調服バッテリーの動作に不具合があり、「故障したかもしれない」と感じたときは以下の対処法を試してみましょう。

別のケーブルで接続してみる

空調服の不具合において最も多い原因が、ケーブルの断線です。 ケーブルを無理に曲げながら充電していたり、長期間使用を続けていたりすると断線してうまく充電ができないことがあります。 ケーブルを差し込んでも充電ができない場合、まずは別のケーブルを使って接続してみましょう。 また、粗雑にケーブルを抜き差ししていることが多いと、差し込み口やプラグが破損して充電ができなくなります。 「プラグ内にピンは残っていないか」「差し込み口のピンが折れていないか」なども確認しておきましょう。

別のファンに接続してみる

バッテリーではなく、ファンが故障しているため空調服が正常に動かなくなることもあります。 先述の通りファンは経年劣化や重量、熱などが原因で故障しますが、他にも粉塵が軸に詰まって回転できなくなっているケースが非常に多く見受けられます。 「ファンが片方だけ回らない」「異音がする」などのトラブルが生じた場合はファンが故障している可能性が高いです。 予備のファンを用意している、または身近に同じ種類のファンを持っている人がいる場合は接続してみましょう。 別のファンに接続して正常に動いた場合、バッテリーではなくファンを買い替えることで解決する可能性があります。

メーカー保証の期間を確認

上記2つの方法を実施できない、または実施しても解決しない場合はバッテリーの買い替えを検討しましょう。 メーカーによっては購入から一定期間内は「メーカー保証」を使うことができ、期間内かつ条件を満たしていれば無償で修理や交換を行えます。 取り扱い説明書や保証書などから期間内であることを確認のうえ、相談窓口へ問い合わせることをおすすめします。

すぐ壊れる心配がない製品の特徴とは

空調服のバッテリーやファンは消耗品である以上必ず買い替えるべき時期が訪れますが、少しでも長持ちさせてコストを削減したいと考える方は多いはずです。 買い替えの頻度を落とすには、後述する「寿命を延ばすコツ」の実践以外にも信頼性の高いメーカーから購入することが大切です。 株式会社空調服やバートル、サンエスなど国内の大手メーカーであれば、市場シェア率が高い分だけ開発ノウハウが蓄積されています。 そのためどの製品を選んでもすぐに壊れるリスクが比較的低く、安心して使用できます。 特に株式会社空調服は2018〜2020年度に行った調査にて、バッテリーファン不良率0.015%・0.002%・ケーブル不良率0.030%・充電器不良率0.017%と圧倒的に低い不良率を達成した実績もあります。

空調服バッテリーの寿命を延ばすコツ

先述の通り、多くの空調服バッテリーにはリチウムイオン電池が使われています。 そのためリチウムイオン電池の性質を理解したうえで、適切な方法で充電・保管すれば寿命を延ばせます。 具体的には、以下3つのポイントを抑えながら使用することが大切です。

  • 電池残量が0%にならないよう注意する
  • 過充電を避ける
  • 適切な環境で保管する

電池残量が0%にならないよう注意する

リチウムイオン電池は、使用していない間も「自然放電」が行われています。 自然放電とは、その電池に蓄えられていた電気が時間の経過とともに少しずつ減っていく現象のことです。 空調服が必要なシーズン以外はバッテリーを放置してしまいがちですが、その間にもバッテリーの電池残量は少しずつ減り、やがて0%になります。 ここで注意したいポイントは、リチウムイオン電池は残量が0%になっても自然放電を続けるという点です。 「過放電」と呼ばれるこの状態が長く続くと、電池の部品の劣化が早まり最終的に充電ができなくなる恐れがあります。 空調服を使わない間はバッテリー残量が少なくなっていないか確認し、60~80%程度の電力を残した状態で保管するように心がけましょう。

過充電を避ける

電池残量が少ない状態は望ましくないからといって、過剰に充電をすることもおすすめできません。 電力が100%に達したまま充電を続けると、電池はさらにエネルギーを蓄えようとして「過充電」の状態になるからです。 過充電になると電池の許容量を上回りリチウムイオンが放出され、電池部品大きな負荷がかかり劣化が加速します。 軽度の過充電状態であれば電池残量の減りが早くなる程度の影響に留まりますが、電池にかかる負荷が大きすぎるとバッテリー本体が膨張し、最悪の場合発火につながる恐れがあります。 また、バッテリーを長期的に保管する場合も満タンまで充電することは避けるべきです。 電力が100%のまま放置すると電池に大きな負荷がかかったままの状態が保たれるため、劣化が加速しやすくなります。 しかし電池残量が少ないと過放電のリスクが伴うため、60〜80%程度が長期保管に最適な電池残量となるのです。

適切な環境で保管する

リチウムイオン電池は温度が高まるほど化学反応の反応が上がるため、そのぶん本体に大きな負荷がかかり劣化が早まります。 つまり、高温な場所での使用や保管を続けていると寿命が縮まる可能性があるということです。 低温な環境で長期間保管した場合も、取り出した際の温度差で自然放電が大きくなり充電ができなくなることがあります。 空調服を使わない間は、以下の条件を満たす環境でバッテリーを保管しましょう 。

  • 高温多湿でない(10~30℃程度の乾燥した場所)
  • ホコリが蓄積せず空気の入れ替えがしやすい
  • エアコンまたは除湿器などが使える

物置などは外との温度差が激しいうえに、バッテリーの故障につながる湿度やホコリが溜まりやすいため、おすすめできません。 空気の入れ替えがしやすく、エアコンや除湿器で除湿がしやすいリビングが保管に理想的な環境です。 また、自然放電で電池残量が0%になることを避けるため、保管中も3ヵ月に1回程度を目安に動作確認も行いましょう。

空調服バッテリーが故障した際の処分方法

空調服のバッテリーが故障したら、古いバッテリーは捨てずにリサイクルへ出しましょう。 バッテリーに使われているリチウムイオン電池は「小型二次電池」に分類されており、故障しても資源として再利用が可能です。 リサイクルに出す際はテープなどで出力端子と入力端子をふさぎ、充電式電池リサイクル協力店に持参するか店舗に設置されている回収ボックスに入れましょう。 回収ボックスは家電量販店やホームセンター、一部の大型スーパーなどに設置されています。 なお、バッテリーは一般的なゴミとして自治体に収集してもらうことはできません。 万が一収集されると清掃車両や清掃工場で処理を行った際に発火する恐れがあるため、必ずリサイクルに出しましょう。

バッテリーと併せて知りたい!最強に涼しいおすすめ空調服4選

本記事では株式会社空調服製のバッテリーをご紹介しましたが、購入の際は同社製のウェアも揃える必要があります。 これを機に空調服製バッテリー・ウェアの購入を検討している方は、ぜひ下記のおすすめウェアもチェックしてみてください。

空調服® 半袖ブルゾン(ウェアのみ) KU92220

空調服® 半袖ブルゾン(ウェアのみ) KU92220 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU90450

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU90450 | 空調服

空調服® ベスト(ウェアのみ) AR22001

空調服® ベスト(ウェアのみ) AR22001 | 空調服

空調服® 遮熱長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU90720

空調服® 遮熱長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU90720 | 空調服

空調服バッテリーに関するよくある質問

空調服のバッテリーは何時間もちますか?

空調服のバッテリーは、一般的な作業時間である「8時間」程度まで連続使用が可能な場合が多いです。 なお、具体的な稼働時間はメーカーやモデルによって大きな差があります。 さらに同じメーカー・モデルでも電圧出力の数値で稼働時間が変わるため、購入前によく情報を確認しておきましょう。

空調服のバッテリーの使い方を教えてください

空調服のバッテリーは、使用前に充電を済ませておきましょう。 充電が完了したら、ケーブルを使ってバッテリーと各ファンを接続します。 あとは電源をオンにすればファンが回り始めるため、必要に応じて出力設定を行いつつそのまま使うことができます。 詳細な使用方法はメーカーやモデルによって変わりますが、基本的には以下のような操作で使用を開始できます。

使わないときの保管方法はどうしたら良いですか?

空調バッテリーをしばらく使わないときは電池残量が60~80%程度になるまで充電し、高温多湿とならない場所でホコリに触れないように保管しましょう。 また、過放電を避けるために3ヵ月に1回は動作確認を行うことも大切です。

新品のバッテリーと使用済みバッテリーの保管方法は違いますか?

新品と使用済みバッテリーは、どちらも同じ環境・方法で保管することをおすすめします。

まとめ

特に涼しさをはじめとする機能性、そして不具合が生じにくい安全性において最強の空調服バッテリー・ウェアをお求めの方には、株式会社空調服の製品をおすすめします。 ただしどのバッテリーにも寿命があり、使用・充電の頻度や使用する環境によってその期間は異なることに注意が必要です。 バッテリーの保管環境や電池残量に気を付けて適切に管理しながら、空調服を上手に活用して夏場の作業を乗り切りましょう。 今回は空調服バッテリーとウェアをご紹介しましたが、夏場の作業に使える作業着の上下どちらも購入を検討している方は「ビジネスポロシャツ15選!」の記事もぜひご覧ください。

ビジネスポロシャツ15選!