夏の暑さ対策として重宝する空調服・ファン付き作業服ですが、車両の運転中やフルハーネスやリュックを背負った際に「風が巡らず効果を感じられない」ということもあるでしょう。
この記事では、空調服・ファン付き作業服内部で風が巡らないときに効果的なスペーサーをご紹介します。装着方法なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
スペーサーはウェアの密着を防ぎ、風が通る隙間を作るアイテムです。既存のウェアに装着できるスペーサーパッドとウェアにスペーサーが付いた一体型があります。
スペーサーパッド(AZ-865939)は、作業服・ユニフォームウェアを製造するメーカー、AITOZ(アイトス)が開発した商品です。専用の空調服の内側に3点のパッドを取り付ければ、風の通り道を確保できます。
空調服® スペーサー一体型長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU92130
スペーサー一体型ウェアは付属のクッションを付けられるように、ウェア内部にメッシュポケットなどが配置されているものです。
ウェアの下に着るベスト型のスペーサーです。フルハーネスがあたる部分にクッションが配置されています。ベストを着ても涼しさを保てるよう、全体はメッシュ製です。空調服®のインナースペーサーやサンエス空調風神服用の風神ベストが販売されています。
開発製造元のアイトスの解説動画「AZ865939スペーサーパッドPR」を参考に解説します。ただし、スペーサー対応のアイトスの空調服(AZ30589・AZ30587・AZ30699・AZ30697)のみ装着可能です。
ウェア側に配置されているスペーサー装着用の台座にあるボタンを使います。胸部の両側に1つずつ装着しましょう。
背面用の大きなスペーサーを取り付けます。
フルハーネスやリュックの着用、車両運転時の背もたれなどによってウェアが密着するときは、スペーサーを使うのがおすすめです。風の通り道を確保できるため、空調服・ファン付き作業着本来の機能を取り戻せます。
フルハーネス対応のウェアを知りたい人は次の記事をご覧ください。