業務用カフェエプロンの特徴と利用シーン

業務用カフェエプロンとは、カフェなどの飲食店でスタッフが使用するために設計されたエプロンです。調理中や片付けの際に汚れが付きにくい防汚機能や撥水機能、頻繁なクリーニングにも耐えられる耐久性、伝票やオーダー端末を持ち運ぶためのポケットが付いている点が特徴です。

業務用カフェエプロンには、胸当てが付いている胸当てエプロンと、胸当てがない腰エプロンの2種類があります。ドリンクやフードを調理する場合は、胸元まで汚れを防げる胸当てエプロンが適しています。一方、主にオーダーを取ったり片付けをするホールスタッフには、動きやすい腰エプロンが向いています。

業務用カフェエプロンの利用シーンは下記の通りです。

1.　ホールスタッフがペンや伝票、オーダー端末を身に着けて持ち歩くため 2.　キッチンスタッフが調理時や清掃時にユニフォームを汚さないため 3.　腰紐をしっかり縛ることで、立ち仕事の腰痛防止に

業務用カフェエプロンのデザイン例

業務用カフェエプロンのオリジナルデザイン例を、いくつかご紹介します。

・コーヒーやケーキのイラストをプリントしてカフェの雰囲気を演出する ・ネームプレートの代わりに、エプロンにネーム刺繍を施してスタッフを識別できるようにする ・店舗のロゴをワンポイントで刺繍して統一感を持たせる

業務用カフェエプロンの選び方

ここからは、業務用カフェエプロンの選び方を紹介します。

業務用カフェエプロンを丈の長さで選ぶ

胸当てエプロンはほとんどのものが膝丈に作られていますが、腰エプロンの丈はさまざまです。大きく分けて、ショート丈（50cm以下）、ミドル丈（約50cm～70cm）、ロング丈（約70cm～90cm）の3種類があります。

ショート丈の業務用カフェエプロン

丈が50cm以下のショートエプロンは、足さばきが良く動きやすいのがメリットです。腰部分にポケットが付いているものも多く、ハンディー端末や小物の収納に便利です。店内を動き回ることが多いホールスタッフ用のエプロンとしておすすめです。

ショートエプロン FK7167
丈40cmのコンパクトなショートエプロンです。ポケットはマチ付きなので、伝票などがすっぽり入ります。洗濯に強く退色防止機能付き。

ミドル丈の業務用カフェエプロン

丈が50cm〜70cm程度のミドル丈は、ショート丈よりも落ち着いた印象で、ロング丈よりも動きやすい特徴があります。膝上までしっかりカバーしてくれるので、調理担当のカフェスタッフにもおすすめです。

エプロン(首掛け) BSS101
どんなスタイルのカフェにも似合うベーシックなカフェエプロンです。腰紐を結ぶことで肩への負担を軽減できます。

ロング丈の業務用カフェエプロン

丈が70cm～95cm程度のロング丈は、主に腰エプロンによくあるタイプです。ソムリエやバーテンダーも着用するため、高級感があるのが特徴です。膝下まである丈なので、動きやすいようスリットやベントが入ったアイテムも多くあります。ホテル内のカフェなど、ラグジュアリーな雰囲気の店におすすめです。

ソムリエエプロン FK7169
丈80cmのロングエプロンです。スリットはありませんが、背面が広く開いているため動きやすくなっています。両脇にはマチ付きの外ポケットがあります。

業務用カフェエプロンを店の雰囲気に合わせて選ぶ

業務用カフェエプロンは、カフェの雰囲気やテイストに合ったものを選ぶのが大切です。以下に例として4つのパターンを挙げてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ナチュラル系のカフェにおすすめの業務用カフェエプロン

ナチュラルな雰囲気のカフェには、ベージュやオリーブグリーン、ブラウンなどの落ち着いたアースカラーのカフェエプロンがおすすめです。リネンやデニムなど、自然な風合いのある生地もいいでしょう。

胸当てエプロン APK494	エプロン BA1535-38
肩紐が背面で交差するタイプの胸当てエプロンです。オーダー端末も入る大きめポケットが3つ付いており、収納力抜群です。	落ち着いたカラーリングが特徴の、丈55cmのミドル丈エプロン。大きなポケット付きで利便性にも優れています。

かわいいカフェにおすすめの業務用カフェエプロン

内装がかわいいカフェや、かわいいデザートやケーキを提供しているカフェでは、赤やピンク、チェック柄やプリント柄のエプロンがおすすめです。店の雰囲気に合う個性的なデザインを選んでみましょう。

胸当てエプロン(コードレーン配色) AZ-8651	サロンエプロン APK492
カラーリングがかわいい胸当てエプロンです。ポリエステル100％で耐久性に優れています。制電機能付き。	丈38cmの動きやすいショートエプロンです。色褪せに強い退色防止加工が施されています。カラーバリエーションが豊富なのも魅力。

本格的なカフェにおすすめの業務用カフェエプロン

シアトル系カフェやバリスタのコーヒーショップなど、本格的なカフェでは、黒やデニムなどスタイリッシュなカフェエプロンが適しています。

ウォッシュキャンバス&ツイルエプロン(クロス) 1384-01	エプロン QT7374
厚手のデニム生地でできたエプロンです。中央にスリットが入っているので、歩いたりしゃがんだりしやすくなっています。大きなポケットも実用的。	黒に近いネイビーのミドルエプロンです。光沢のある素材でフォーマル感のある雰囲気に。制電機能付きなので脚に布がまとわりつくのを防ぎます。

和風のカフェにおすすめの業務用カフェエプロン

カフェ併設の和菓子屋や甘味処など、和風のカフェに似合う和柄のカフェエプロンも多く揃っています。えんじ色や紺色、グレーなどがおすすめです。

エプロン T8015	前掛 SAPU-1707
肩紐とポケットに使用された桜の和柄がかわいいエプロンです。中央にスリットが入っていて動きやすいのもポイントです。	丈36.5cmの動きやすいショート丈エプロンです。和モダンなかわいらしいデザインが特徴で、和風カフェや甘味処にぴったりです。

業務用カフェエプロンを素材で選ぶ

業務用カフェエプロンの素材としてはポリエステルまたは綿が多くみられます。

ポリエステル素材は耐久性が高く、工業用洗濯にも強いのが特徴です。撥水・撥油機能があるものも多く、業務用エプロンではよく採用されています。主にホールスタッフのエプロンにおすすめの素材です。

綿素材は火に強い点が最大の利点です。調理で火を使うことが多い場合、燃えやすいポリエステルよりも綿素材が適しています。キッチン業務も兼務する場合や、本格的に火を使用して調理することが多いカフェスタッフは綿素材を検討してみてください。ただし、シワになりやすいためアイロンがけなどの手入れが必要です。

業務用カフェエプロンを機能で選ぶ

ここからは、業務用カフェエプロンを選ぶ際におすすめの機能性について解説します。

ポケットが多い業務用カフェエプロン

業務用カフェエプロンはポケット付きのものが多いですが、持ち運ぶ道具のサイズや量を考慮することが重要です。特に、ペンホルダーやポケット内に仕切りがあるデザインは、ペンやメモ帳、オーダー端末などの収納に便利で実用的です。

エプロン 男女兼用 SA004	サロンエプロン APK492
胸元にはペンホルダー、左右に大きなポケットがあり、片側のみマチ付きとなっています。撥水・撥油機能付き。	丈38cmの腰エプロンです。左右だけでなく、前面にも広いポケットが付いており、オーダー端末などの持ち歩きに便利です。

制電機能が付いた業務用カフェエプロン

冬など乾燥した時期には、ユニフォームやエプロンに静電気が発生しやすくなります。エプロンが足回りにまとわりつくと、動きにくく見た目も良くありません。また、静電気が発生するとホコリも付着しやすくなるため衛生面が気になります。静電気を抑えてくれる制電機能が付いた業務用カフェエプロンがおすすめです。

▶制電機能が付いた業務用カフェエプロン（胸当てエプロン）一覧 ▶制電機能が付いた業務用カフェエプロン（腰エプロン）一覧

胸当てエプロン T8700	エプロン(男女兼用) CT2365
制電機能だけでなく、制菌・抗ウイルス・抗カビ加工もされた、飲食店向けの業務用エプロンです。動きやすい2箇所のスリット入り。	丈78cmの制電機能付きミドルエプロンです。ベルトループが付いており、結び目の中心がずれるのを防げます。歩きやすいよう前にベントが入っています。

撥水機能が付いた業務用カフェエプロン

ドリンクの提供がメインのカフェでは、撥水機能が付いたエプロンがおすすめです。撥水加工が施されていれば、飲み物をこぼしたり水滴が飛んだりしてもサッとふき取れるため、水濡れやシミになる心配を軽減できます。ドリンクの提供や片付け、皿洗いを行うカフェ店員に最適です。

▶撥水機能が付いた業務用カフェエプロン（胸当てエプロン）一覧 ▶撥水機能が付いた業務用カフェエプロン（腰エプロン）一覧

エプロン T8616	ロングエプロン SP002
生地にテフロン加工が施されているので、水や油性の汚れも弾いてくれるエプロンです。耐久性が高くシワになりにくいのも特徴です。	丈91cmと、足元までカバーするロング丈のエプロンです。撥水・撥油機能どちらも対応しており、汚れに強いのが特徴です。

印刷ができる業務用カフェエプロンを選ぶ

店舗名や店のロゴをプリントしたり、自分の名前を刺繍で入れたりして、オリジナルの業務用カフェエプロンを作成できます。デザインやプリント位置などが希望通りにできるか確認してみましょう。

フルカラー印刷と単色印刷

印刷はフルカラーと単色の2種類です。商品によって、どちらか選べるものと単色しかできないものとがあります。フルカラー印刷は、写真やイラストなども多彩に再現できます。単色印刷は、文字やシンプルなデザインのロゴに向いています。光沢があるシルクプリント、視認性が良いシートプリントなどがあります。

印刷可能な位置

業務用カフェエプロンは、前面に印刷可能なものと、左、右、左右に印刷可能なものがあります。店舗名やロゴを大きくプリントする場合は前面に印刷可能なエプロンを、スタッフ名やロゴなどを小さくプリントするなら、左右に印刷可能なエプロンがおすすめです。

▶印刷ができる業務用カフェエプロン（胸当てエプロン）一覧 ▶印刷ができる業務用カフェエプロン（腰エプロン）一覧

オリジナルの業務用カフェエプロンの作り方

ロゴやイラスト、文字を自由に配置

ベースとなる商品を選択したら、デザイン編集ツールで名入れ部分にロゴ画像や文字を配置します。

四角い枠内であれば、画像や文字を好きなように配置できます。画像や文字は自由にサイズや傾きを変更可能で、複数のデータを重ねることも可能です。文字はフォントの種類やサイズも変更できます。

単色印刷の場合、印刷色を指定すれば全体のカラーを変更できます。

ロゴデータ入稿は複数形式に対応

ロゴやイラストの画像データは複数の形式に対応しています。入稿可能な形式はai、png、pdf、jpg、psdです。

入稿するデータ数に制限がない

デザイン編集ツール上にアップロードできるデータ数には制限がありません。複数の画像を組み合わせてデザインすることが可能です。ファイルサイズには上限があり、50MB以下のデータを選択する必要があります。

Illustratorで作成したデザインを入稿できる

Illustratorでデザインを入稿する場合は、必ず入稿用テンプレートをご使用ください。テンプレート内に記載されている注意点をご確認の上、入稿データを作成してください。

出来上がりのプレビューや共有ができる

名入れ部分のデザインが完了したら、プレビュー画面で全体を確認することができます。このとき、各種SNSで仕上がりイメージを共有することも可能です。