溶接作業で空調服を着るときの注意点!火に強い綿100のおすすめも紹介

溶接作業で空調服を着るときの注意点!火に強い綿100のおすすめも紹介

公開日: 2024年03月05日更新日: 2024年05月27日特集記事

夏の暑い溶接現場で空調服を着ると、涼しくて快適ですが、火を扱う作業のため危険を伴います。
この記事では、溶接作業をしながら、安全に空調服を着るための注意点、おすすめの空調服を紹介します。

溶接現場で空調服を着たときに想定される危険なシーン

溶接現場で空調服を着たときに想定される危険なシーン

溶接作業は暑さを伴う仕事のため、長時間作業を行う場合は特に空調服を着用することをおすすめします。
ただ、空調服を着ると次のような危険が想定され、注意が必要です。

ファンの通気口に火花が入って燃える

溶接作業中に出た火花が空調服のファンの通気口に入ってしまい、燃える原因となってしまうおそれがあります。
空調服は2個のファンから外気を取り込んで、服の中に風を通す仕組みになっています。火花がこの風により服に取り込まれてしまうと非常に危険です。

バッテリーが燃える

空調服を着用する際は、ファンを動かすためにバッテリーを接続した状態となりますが、ファンの通気口を通じて火花が入ってしまうと、バッテリーも燃えてしまうおそれがあります。

空調服が溶ける・燃える

ポリエステル素材やナイロン素材など化学繊維は、熱に弱い性質を持っており、熱で溶けてしまったり、燃えてしまったりする危険があります。

溶接現場で空調服を着て安全に作業するための注意点

溶接現場で空調服を着て安全に作業するための注意点

上に挙げた理由から、溶接現場で空調服を着用する際は安全に作業するために、次の5点に気を付けましょう。

ファンの吸気口に火花が入らないようにする

ファンの吸気口に火花が入らないようにする

ファンの外気を取り込む吸気口に火花が入らないように注意しましょう。火花が出る作業では、火花と通気口を遠ざけるようにしてください。

バッテリーを保護する

バッテリーを保護する

バッテリーを空調服のポケットに入れるときには火花に当たりにくいよう、熱に強いケースなどに入れて保護しておきましょう。

防護服を着用した状態でも、空調服が快適に着用できるサイズを選ぶ

防護服を着用した状態でも、空調服が快適に着用できるサイズを選ぶ

溶接作業の際には、作業服だけでなく防護服・防護具を着用することがあります。
保護服やマスク、手袋、保護面、防塵マスク、遮光メガネなどです。
こうした防護服を着用することを考慮したうえで、サイズを選ぶといいでしょう。

1人の作業を避ける

万が一の事態が発生した場合、一人で作業していると非常に危険です。
何かがあったとき、一人では対処しきれないため、必ず周囲に誰かがいる環境で作業をしましょう。

ナイロンなど熱に弱い素材を避ける

ナイロンやポリエステルなど熱に弱い化学繊維の素材の着用を避けましょう。
熱に強い素材の綿100%や難燃素材の空調服がおすすめです。

溶接作業におすすめの空調服11点

溶接作業におすすめの空調服11点

溶接作業におすすめの空調服はこちらです。全関東電気工事協会推奨認定品、引き裂きに強い、熱に強い難燃素材・綿100%素材のものをそろえています。

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU90550 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU90550 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 難燃長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91730 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 難燃長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91730 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 難燃長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU92240 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 難燃長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU92240 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(フード付)(ウェアのみ) KU91410 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(フード付)(ウェアのみ) KU91410 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(フルハーネス対応)(ウェア、休止フック2個付) KU9055F | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(フルハーネス対応)(ウェア、休止フック2個付) KU9055F | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91900 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91900 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

FAN FIT 空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) FF91800 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

FAN FIT 空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) FF91800 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91920 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91920 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU92040 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU92040 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU90600 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU90600 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® ベスト(ウェアのみ) KU92300 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® ベスト(ウェアのみ) KU92300 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

溶接作業におすすめの空調服を選ぶポイント5つ

溶接作業におすすめの空調服を選ぶポイント5つ

溶接作業におすすめの空調服を選ぶポイントとして、次の5点が挙げられます。

綿100%の素材・難燃素材を選ぶ

熱に強い綿100%の素材や燃えにくい「難燃素材」を選びましょう。

疲れにくいものを選ぶ

溶接現場では、同じ姿勢を続けたり、無理な姿勢を保ったりしたまま作業することがあります。
火に強い厚手の綿素材のなかにも軽量素材のものがあります。

火花の侵入を防ぐメタルフィルターを付ける

ファンの吸気口に金属製の「メタルフィルター」を取り付けることで、火花を吸い込むリスクを軽減することができます。
ただし、メタルフィルターを装着しても100%火花の流入を防ぐことはできないため、周囲の環境に十分注意して使用しましょう。

消臭機能を備えたものを選ぶ

暑さが厳しい夏の溶接現場では、大量の汗をかくことも予想されます。
綿100%の空調服のなかにも消臭テープ付きの空調服もあるため、ご活用ください。

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91900 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91900 | 空調服®・ファン付き作業着 | 空調服

綿100%作業着のメリット

綿100%作業着のメリット  

溶接現場では、綿100%の空調服・作業着を着用することが多いですが、メリット・デメリットを踏まえたうえで効果的に活用することをおすすめします。

熱に強い

熱に強い  

綿は熱に強い特性があるため、火を扱う現場でも安心して着用できます。
一般的に綿(コットン)は非常に燃えやすい性質をしており、火に当てるとすぐに燃えて消えるという認識をされている方が多いのではないでしょうか。
しかし、衣服で使われる「綿」は厚く組み合わせられ、燃えにくい形状(難燃形状)に加工されているため、非常に火に強く、火花や火の粉が飛び散っても損傷することがありません。
一方、ポリエステルなどのプラスチック系素材は非常に火に弱く、素材の温度が約70度になると繊維の分解が始まってしまい、服に穴が開いたり破れたりしてしまいます。
そのため、火を扱う作業をする現場では、火花が散っても安心の綿素材がぴったりでしょう。

肌触りが良い・肌に優しい

肌触りが良い・肌に優しい

綿素材100%の作業服のメリットは、肌触りが良く、肌に優しい点です。
綿素材は合成繊維の先端が丸みを帯びているため、チクチクした感覚がなく、直接肌に触れても違和感のない構造になっています。
敏感肌の方や小さな摩擦で肌が痛んでしまう方は、刺激の弱い綿素材が最適でしょう。

耐久性が高くて丈夫

耐久性が高くて丈夫

綿素材100%の作業服のメリットは、丈夫な素材で気軽に洗濯できる点です。
綿繊維は主に細胞壁および植物繊維の主成分となる「セルロース」で組成されています。
セルロースが主成分の綿素材は、湿強度(濡れたときの強度)が大きいため、何度洗濯しても繊維が壊れることなく、使い続けることが可能です。
熱や薬品にも強い特性を持っているため、洗剤やアイロンで縮むこともなく、きれいな状態を維持しやすくなっています。
汗をかくなどして服が汚れすい溶接作業をしている方は、作業服を洗濯する機会が多くなるため、何度も洗濯できる綿素材がぴったりでしょう。
作業着の洗濯方法は?手入れが簡単なおすすめ作業着も紹介!」の記事では、作業着を洗濯する方法について詳しく解説していますので、ぜひご参考ください。

作業着の洗濯方法は?手入れが簡単なおすすめ作業着も紹介!

吸水性・通気性に優れている

吸水性・通気性に優れている

綿素材100%の作業服のメリットは、吸水性・通気性に優れている点です。
衣服で使われる綿素材は、「中空繊維」という中心部分が空洞になっている合成繊維を用いています。
中心部分が空洞になっているため水分を吸収しやすく、さらに吸収した水分を外側へ発散する性質も持っているため、吸水性が高く、汗などの余計な水分が残りにくいです。
また、中空繊維は空気も通りやすく、熱気がこもりにくいため、通気性に優れていることでも知られています。
夏場の炎天下、火を扱う作業で熱がこもりがちな現場で溶接作業をする方には、おすすめの素材と言えるでしょう。

綿100%作業服おすすめ8選!」では、上下で着られる作業着や綿100%のメリット・デメリットを解説しています。

綿100%作業服おすすめ8選!

綿100%作業着のデメリットと注意点

さまざまな面で優れている綿素材ですが、綿ならではのデメリットもあります。
縮みやすい・乾きにくいという2点です。
綿100%作業服のデメリットについてそれぞれ解説していきます。

洗濯後に縮みやすい

洗濯後に縮みやすい

綿素材100%の作業服を使う1つ目のデメリットは、洗濯のときに縮みやすい点です。
綿は吸水性が高いため、洗濯時に多くの水分を吸収してしまいます。
その状態で乾燥してしまうと、水分を吸収して膨張してしまった糸に対して、元に戻そうとする力が働いてしまい、繊維そのものが縮んでしまうのです。
洗濯をする際は、脱水後すぐに取り出して、縮んでしまった繊維を元に戻すようによく伸ばしてから干すことで、元の繊維の状態を保つことができます。
綿素材100%の作業服を洗濯する際は、この点に注意しましょう。

乾きにくい

乾きにくい

綿素材100%の作業服を使う2つ目のデメリットは、洗濯の後、ぬれた後は乾きにくい点です。
1つ目のデメリットと原因は似ていて、綿素材は非常に吸水性が高いという特徴を持っています。
そのため、他素材の作業服と比較して生地内の水分を出すのに比較的時間がかかりやすく、洗濯してから乾くまでに多くの時間が必要です。
特に部屋干しをしてしまうと、なかなか乾かないことから臭いの原因になることもあります。
綿100%素材の作業服を乾燥させるときは、風通しの良い場所に干したり、衣服同士が重ならないように干したりして、効率よく乾かすようにすると良いでしょう。

ラクスルの空調服はプリント(印刷・刺繍)ができる

ラクスルの空調服はプリント(印刷・刺繍)ができる

「ラクスル」では空調服に、店舗名やロゴなどのプリント(印刷・刺繍)ができます。
1箇所100円から名入れ加工が可能なので、気軽にオリジナルユニフォームが作れます。

1箇所100円から名入れ加工が可能

また、 画像をアップロードするだけで印刷イメージを確認することもできます。
カラーや印刷する場所など、さまざまなシュミレーションができるので「思ってたイメージと違う」ということを避けられます。
オリジナル空調服を検討している方は、ラクスルの刺繍や印刷(プリント)がおすすめです。
職場のロゴや名入れが入っているユニフォームを着れば、よりまとまりのある職場になるでしょう。
さらに、一部の商品は翌日出荷にも対応しています。
【印刷・刺繡込み】名入れユニフォームを短納期でお届け!翌日出荷特集」の記事では、翌日出荷に対応している商品を紹介していますので、お急ぎの時はぜひ参考にしてみてください。

【印刷・刺繡込み】名入れユニフォームを短納期でお届け!翌日出荷特集

空調服についてのよくある質問

空調服についてのよくある質問

空調服のお手入れ方法について教えてください

空調服が汚れたら、ファンやバッテリーを外して洗濯をしてください。
洗濯方法は空調服についているタグを参考にしてください。
ファンのお掃除は綿棒やブラシなどでほこりを取り除いてください。
また、電子部品に配慮されたパーツクリーナーが売られているので、それらを使用してもよいでしょう。
パーツクリーナーを購入する際には、空調服のファンに適しているか確認してください。
空調服の正しいお手入れ方法!取付・取り外し方を紹介」の記事をご参考ください。

空調服の正しいお手入れ方法!取付・取り外し方を紹介  

汗などの臭いは気になりませんか?

汗の臭いが特に気になる方には、吸湿性に優れ消臭効果の高い「空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91900 | 空調服」がおすすめです。肌触りも抜群ですよ。

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91900

空調服® 長袖ブルゾン(ウェアのみ) KU91900 | 空調服

溶接作業でも空調服で快適かつ安全に作業しよう

溶接作業でも空調服で快適かつ安全に作業しよう

この記事では、溶接現場で空調服を着用して作業する際の注意点やおすすめの空調服、選ぶポイントなどを解説してきました。
空調服を着用することにより、溶接現場をはじめとした猛暑にさらされる作業でも、快適に涼しく活動することができます。ただし、溶接作業には火を伴うため、空調服を着ることでその危険性が高まることがあります。
しかし、今回ご紹介した注意点を踏まえ、周辺環境に十分注意することで安全で快適に作業ができるでしょう。ぜひ、作業内容に適した空調服を選んでいただき、安全で効率アップできる一助となれば幸いです。

商品一覧
アウター
白衣・ドクターコート
防寒コート
ウインドブレーカー
レインウェア
ジャケット
作業着・作業服
空調服®・ファン付き作業着
ブルゾン
ジャンパー
メディカルジャケット
ジャージジャケット
フォーマルジャケット
タキシード
トップス
Tシャツ・カットソー
スウェット・パーカー
ポロシャツ(長袖)
ポロシャツ(半袖・七分袖)
シャツ(長袖)
シャツ(半袖・七分袖)
ブラウス(長袖)
ブラウス(半袖・七分袖)
スクラブ
チュニック
コックコート・コックシャツ
調理用白衣
ニット・カーディガン
ベスト
作務衣・甚平(トップス)
検診衣・患者衣(トップス)
ボトムス
スラックス
カーゴパンツ
ワークパンツ
チノパン
メディカルパンツ
スクラブパンツ
ショート・ハーフパンツ
スウェットパンツ
ジャージパンツ
コックパンツ
作務衣・甚平(ボトムス)
検診衣・患者衣(ボトムス)
スカート・ワンピース
スカート
ワンピース
キュロットスカート
患者衣(ワンピース)
インナー
アンダーウェア
コンプレッションウェア
オールインワン
医療用ガウン
患者衣(オールインワン)
検診衣(オールインワン)
つなぎ
エプロン
胸当てエプロン
腰エプロン
エプロンドレス
ワークエプロン
介護用エプロン
歯科用エプロン
帽子・キャップ
キャップ
ハンチング
キャスケット
ベレー帽
三角巾・バンダナ
ナースキャップ
和帽子
コック帽
食品衛生用帽子
ヘルメット
シューズ
メディカルシューズ
ナースシューズ・サンダル
安全靴
長靴
コックシューズ
パンプス
アクセサリー
バッグ
防寒グッズ
清涼グッズ
ネクタイ
ベルト
靴下・ソックス
服飾雑貨
交換・補修部品