空調服・ファン付き作業着は、服内にバッテリー駆動のファンを装備し、外気を取り込み空気を循環させることで、涼しく快適な着心地を得られるワークウェアです。
・涼しさ:ファンによる風で汗を蒸発させ、体感温度を下げます。 ・軽量:近年は軽量化が進み、長時間着用しても疲れにくくなっています。 ・機能性:ポケットや反射板など、作業に役立つ機能が搭載されているものもあります。
空調服・ファン付き作業着は、作業現場での利用に加え、近年では様々なシーンで活用されています。
・夏場の屋外で、建設現場での作業に ・倉庫内や製造業で、高温多湿の屋内の作業に ・高温多湿の環境下での 動きが多い作業、精密作業に ・イベントスタッフ、警備員、配達員などの制服として ・釣り、キャンプ、登山などのアウトドアで、熱中症対策に ・農業や、家庭菜園・ガーデニングなどの作業時に
より快適になったラインナップから、自分にぴったりの空調服・ファン付き作業着を見つけてみましょう。
ラクスルでは、オリジナル空調服・ファン付き作業着を制作することができます。会社ロゴやチーム名、イラストなどをデザインすることで、企業やチームの統一感を出すことができます。また、作業性とファッション性を兼ね備えたデザインを選ぶことで、従業員のモチベーション向上にもつながります。ラクスルで作成できるオリジナル空調服・ファン付き作業着のデザイン例をご紹介します。
・会社ロゴを背面に大きくプリントし、現場で遠くからでもわかるように ・安全標語をプリントし、安全意識を高めて事故防止に ・理念や目標をプリントし、従業員のモチベーションを高めて共感を生み出す ・部署名と名前をプリントし、作業中でも誰がどこにいるのか分かりやすくする ・イベントデザインをプリントしたユニフォームで連帯感を高め、イベントを盛り上げる ・部署ごとに異なるカラーを用い、役割分担を明確化・効率的な作業へ
豊富なラインナップの中から自分にぴったりの空調服・ファン付き作業着を選ぶ際のポイントを、利用シーンや機能性などの面からご紹介します。
空調服・ファン付き作業着を着用するには、以下の3点が必要です。
・ワークウェア:ファンを取り付けることのできるウェア ・ファン:ウェアの中に風を起こす扇風機状のもの ・バッテリー:ファンを動かすための電源となるもの
上記の3点は別売りで取り扱っているメーカーが多く、それぞれ対応しているものを選んで購入しましょう。3点が揃ったら、ワークウェアにファンを取り付け、バッテリーと接続することで、服の中に外気を流し込むことができるようになります。また、どれか一つが破損・故障しても、それぞれを買い換えることで長く使用することが可能です。
ファン付き作業着の中でも、多くのワーカーから支持を得ている2大ブランド、「バートル」と「空調服®」を紹介します。 どちらも高性能なファン付き作業着ですが、それぞれ異なる強みを持っています。
「 空調服®」を提供する株式会社空調服は、ファン内蔵の作業服をはじめて開発したメーカーで、進化し続ける機能性の高さと信頼できる品質が、屋外作業者を中心に根強く愛されています。 ファンの不良品率0.003%という高い品質を誇り、1年間の保証付きで安心して長く愛用できます。(保証は電気部品のみ有効です)また、追加購入がしやすいという点も、企業ユニフォームとして選ばれる理由です。
バートル「エアークラフト」は、おしゃれでスタイリッシュなデザインのものが多く、作業服にもスタイリッシュさを求める人や、スポーツやアウトドアを楽しむ人に、特に好まれています。バッテリーとファンは、上場企業の京セラ製を採用しており、高い信頼性と耐久性から長く愛用できる品質です。
作業服にファンを内蔵して使う空調服は、一式セットの商品もありますが、**ウェアとファンを別々に選んで組み合わせ、着まわしている人も多いです。 そのため、ファンやバッテリー選びも、空調服の快適さを決める大きな要素になります。**ファンは風量や静音性、バッテリーは稼働時間や充電時間がそれぞれ異なりますので、作業環境や用途に合ったファン・バッテリーを選びましょう。 また、買い替えの場合にはファン・バッテリー間の互換性も確認してください。空調服®とバートルは互換性がないため、ウェアとファン・バッテリーは、それぞれ同じメーカーのものを使用するようにしましょう。
空調服で涼しさをより感じるためには、ファンの風量も重要な要素です。1秒あたりの最大風量が大きければ大きいほど、体感温度を劇的に下げることができます。 一般的なファンの風量は35~50リットル/秒ですが、より涼しさを求める方には、最大風量50リットル/秒以上のファンがおすすめです。瞬間的な強風によって、汗をかいた直後でも体感温度を下げることができます。 また、瞬間的な最大風量だけでなく、長時間利用する際の平均風量も必ずチェックしましょう。平均風量が低ければ、すぐに涼しさが弱まってしまう可能性があります。
ファン同様、バッテリーも仕様や性能を確認するようにしましょう。 出力(電圧)と風量(最大風量や風量切替の有無など)、充電にどれぐらい時間がかかるか、また、連続で使用し続けるとどれくらい使用可能なのかを確認します。作業する際に身につけることになりますので、バッテリーの重量や表示の見やすさ、操作性、携帯性なども確認しておくと良いでしょう。
一般的な空調服のバッテリーは7.2Vで、ある程度の涼しさは感じられます。しかし、真夏の猛暑には物足りないと感じる人も多いでしょう。より涼しさを求める方は、8V以上の強出力バッテリーがおすすめです。瞬間的な最大風量によって、汗をかいた直後でも体感温度を劇的に下げることができます。 しかし、強出力バッテリーはパワーが強い分、充電の消耗も早くなります。長時間使用したい方や暑がりな方は、バッテリー2個持ちがおすすめです。交互に使用することで、常に涼しい状態を保ちながら、充電切れの心配も解消できます。
はじめて空調服を購入する人には、ファンとバッテリー、ケーブルがセットで選びやすい「空調服®︎スターターキット」がおすすめです。 以下のセットアイテムとワークウェアを購入することで、分けて購入するよりも簡単に空調服・ファン付き作業着を使い始めることができます。
空調服・ファン付き作業着のワークウェアは、**形状によってそれぞれ特徴が異なり、ベストタイプ・半袖タイプ・長袖タイプの3種類に分けられます。**作業環境や用途に合った形状を選ぶことで、快適に作業することができます。
ベストタイプは袖がないので動きやすく、軽量で涼しいことが特徴です。インナーと組み合わせて、気温や作業環境に合わせた温度調節ができます。また、価格が比較的安価であることも魅力です。
メリット:軽作業や屋内作業に最適であり、長袖インナーへ変えることで春秋にも着用できます。 デメリット:腕が露出しているため、日焼けやケガに注意が必要です。
半袖タイプは動きやすく、涼しいことが特徴であり、長袖インナーと組み合わせて、温度調節が可能です。
メリット:屋外作業や軽作業に最適であり、腕を保護しながら、涼しく快適に作業ができます。 デメリット:長袖インナーを着用すると、動きにくくなる場合があります。
長袖タイプは、全身を守りながら、最も涼しい状態をキープすることができます。日焼けやケガから腕を保護することもできます。
メリット:全身を涼しく快適に保ち、熱中症対策にも有効です。 デメリット:動きにくく、重量があるものが多いです。
空調服は、服の中に風を循環させて涼しくする仕組みのため、ある程度のゆとりが必要です。そのため、**普段着用している作業着よりワンサイズ大きめを選ぶことをおすすめします。**ジャストサイズだと、体が服に密着してしまい、空気がうまく循環しません。また、ファンが背中に装着されているため、ファンの厚み分も考慮する必要があります。体型によっては、大きすぎるサイズを選ぶと風漏れが起きやすくなり、空調効果が低下してしまうので注意が必要です。
・普段着用している作業着のサイズを参考に、ワンサイズ大きめを選んでください ・メーカーによってサイズ展開が異なるため、各メーカーのサイズ表を確認してください
空調服・ファン付き作業着に使用するワークウェアには、快適性を高めるための様々な機能性があります。
接触冷感素材で涼しく快適な清涼冷感機能、紫外線を遮断し日焼けや皮膚トラブルを防ぐUVカット機能があるワークウェアを選ぶと良いでしょう。
接触冷感素材で涼しく快適な清涼冷感機能、また、動きやすいストレッチ機能のあるワークウェアがおすすめです。
動きやすく、ストレスフリーな作業ができるストレッチ機能、長時間の作業でも疲れにくい軽量機能のあるワークウェアがおすすめです。
お客様への接客がある作業や、汗をかきやすい作業では、消臭機能のある空調服を選ぶと、汗や皮脂の臭いが軽減され清潔感を保つことができます。さらに、汚れやすい環境で使用する場合は、汚れが付きにくく洗濯しても落ちやすい防汚機能のある空調服を選ぶと良いでしょう。
夜間作業、交通量の多い場所での作業では、夜間や悪天候でも視認性を高め、安全性を確保する高視認・反射機能のあるワークウェアを選ぶと安心です。また、危険物取扱作業、精密機器を扱う作業では、静電気を帯電しにくく、火花や埃の発生を抑制する、帯電防止機能のあるワークウェアがおすすめです。重いものを持つなどの過酷な環境での作業では、摩擦や破れに強くて長持ちする耐久・高強度機能のあるワークウェアを選ぶことで、従業員の安全性を高めることができます。
オリジナル空調服・ファン付き作業着を作る際は、希望のデザインや印刷箇所が可能かどうかも確認すると良いでしょう。
フルカラー印刷は、写真やイラストなどの多色デザインを表現することができます。また、グラデーションやぼかしなどの細かい表現をしたい場合や、配色を鮮やかに表現したい場合におすすめです。 単色印刷は、シンプルなデザインに適しています。文字のみを印刷したい場合や、ワンポイントを入れたい場合に適しています。
左胸、右胸、左袖、右袖、背面、襟下にプリント・刺繍をすることができます。下記の事例を参考に、オリジナルのデザインを作成してみてはいかがでしょうか。 ・左胸に、会社名、部署名、名前を刺繍する ・右袖に会社ロゴをプリントする ・背面に安全標識と会社イラストを大きくプリントする ・襟下に名前と会社名を小さめのサイズでプリントする
ベースとなる商品を選択したら、デザイン編集ツールで名入れ部分にロゴ画像や文字を配置します。
四角い枠内であれば、画像や文字を好きなように配置できます。画像や文字は自由にサイズや傾きを変更可能で、複数のデータを重ねることも可能です。文字はフォントの種類やサイズも変更できます。
単色印刷の場合、印刷色を指定すれば全体のカラーを変更できます。
ロゴやイラストの画像データは複数の形式に対応しています。入稿可能な形式はai、png、pdf、jpg、psdです。
デザイン編集ツール上にアップロードできるデータ数には制限がありません。複数の画像を組み合わせてデザインすることが可能です。ファイルサイズには上限があり、50MB以下のデータを選択する必要があります。
Illustratorでデザインを入稿する場合は、必ず入稿用テンプレートをご使用ください。テンプレート内に記載されている注意点をご確認の上、入稿データを作成してください。
名入れ部分のデザインが完了したら、プレビュー画面で全体を確認することができます。このとき、各種SNSで仕上がりイメージを共有することも可能です。