長いコック帽ならラクスル アパレル・ユニフォーム。サイズ・カラーなど品揃え豊富、その場で見積もり、1枚から送料無料でお届け。
コック帽は主に毛髪や異物混入のリスクを減らすために被りますが、長いコック帽はほかにも、通気性や地位の高さを表す目的でも着用されることがあります。まずコック帽は長いほど帽子のなかに広い空間ができるため、熱がこもりにくい特性があります。 長いコック帽は天井部分に空気穴が開いていることもあり、熱がこもりがちな調理場でも頭が蒸れにくいのがメリットです。またコック帽の長さは料理人・コックさんとしての地位の高さと比例しており、有名なホテルでは地位ごとに厳格に高さを決められていることもあるほどです。 もし厳格に決められていなかったとしても、長いコック帽は調理場で見つけやすく、すぐに料理長といった責任者を見つけやすいのもメリットといえるでしょう。長いコック帽の利用シーンとしては、次のようなものが挙げられます。
1. 異物混入に厳しい厨房なら、たれ付きの長いコック帽で毛髪の落下を防止
2. 出張イベントでの調理なら、不織布の長いコック帽で衛生面を確保
3. 真夏の厨房なら、シーチングの長いコック帽で汗の不快感を軽減
4. 汚れやすい厨房でも、防汚・撥水・撥油機能の長いコック帽で綺麗な状態をキープ
5. 冬に店の調理場で作業するなら、制電機能つきの長いコック帽で静電気の不快感を軽減
長いコック帽の選び方について、詳しく紹介します。
長いコック帽は主に綿やポリエステル、もしくはその混合素材が利用されています。それぞれメリット・デメリットがあるため、特性を理解し、利用シーンに合わせて選びましょう。
綿素材は、燃えにくく吸水性が高い素材です。調理場において火傷を防ぎやすく、万が一引火してもゆっくり燃え広がるため、被害を最小限に抑えられます。また吸水性が高いため、汗をかいても吸い取ってくれるため、蒸れによる不快感を感じずに作業が行えます。肌ざわりもいいため、ハードな調理場でも快適に作業しやすいでしょう。ただし、しわになりやすく乾きにくいといったデメリットもあります。
ポリエステル素材は、しわになりにくく速乾性もある素材です。アイロンも基本的には必要ないため、家庭でも手入れのしやすい素材と言えます。ただし、燃えやすい素材でもあるため、コック帽を火に近づけないよう注意が必要です。また毛玉がつきやすく、静電気が起きやすいといったデメリットもあります。
綿・ポリエステル混合素材は、それぞれの特性を備えた素材です。綿よりもしわになりにくく、ポリエステルよりも燃えにくいといったそれぞれのよさをもった素材といえます。ポリエステルの特性が強く出る傾向はあるものの、加工や織り方によって肌ざわりや機能性が改善されたものも多くあります。
コック帽は、素材が同じでも織り方によって生地の特性や厚さに違いが生まれます。それぞれの特徴を理解し、利用シーンに合わせて選びましょう。
不織布とは「織らない布」のことで、繊維を一方向もしくはランダムに集積して結合させたり絡ませたりしてつくります。通常の織物のように繊維を織る手間を省けるため、価格が安く原料や製法によってさまざまな機能を付与できます。 しかし製法上耐久性は低いため、繰り返して使うのはおすすめできません。そのため、イベントで一時的に着用するといった、簡易的な使い方が適しています。不織布の長いコック帽のなかからおすすめのものをピックアップしてご紹介します。
コック帽25 JW4644 | コック帽PS20111 |
ポリエステル100%の不織布で作られたコック帽です。 | フランス生まれの不織布コック帽です。 |
シーチングとは、「シーツ」を由来とする薄地の平織生地のことです。生地の目が粗いため通気性に優れており、汗をかいても湿気を外に逃がすため、蒸れによる不快感が生じにくくなります。そのため夏場の厨房など、高温多湿になりやすい場所に適した生地と言えるでしょう。価格も織物としては比較的安く、ユニフォームとしても採用しやすい生地です。ただし、シワになりやすく手入れには若干手間がかかる点には注意が必要です。シーチングの長いコック帽のなかからおすすめのものをピックアップしてご紹介します。
コック帽 男女兼用 9-935 | 山高帽 NO45 |
スタンダードなデザインのコック帽です。 | 定番の厨房用コック帽です。 |
太い生地で平織りされた、しっかりとしたやや厚みのある丈夫な生地です。ツイル・カツラギよりは薄いものの、適度な厚みがありカーテンなどにも使われています。しっかりしたつくりの、丈夫なコック帽がほしい方におすすめです。 細布の長いコック帽のなかからおすすめのものをピックアップしてご紹介します。
コック帽 AZ-HH4326 | コック山高帽 AZ-HH4327 |
飲食店用のコック帽です。 | 飲食店用のコック山高帽です。 |
ツイル生地とは、生地が厚く、ジャケットやスカートなど、衣類をメインとして幅広く利用されている生地です。柔らかく伸縮性に優れた生地であるため、着心地がよく、シワになりにくいため、手入れも簡単に行えます。 適度な光沢感があるため、レストランやカフェで高級感を演出したい場合におすすめです。カツラギは太い糸で織られたツイル生地のことで、より厚く丈夫なつくりになっています。ツイル(カツラギ)の長いコック帽のなかからおすすめのものをピックアップしてご紹介します。
コック帽子 FH15 | コック帽子 16 |
安全性の高い抗菌加工のレギュラーコック帽。洗濯を繰り返しても抗菌力がほとんど落ちず、また、皮膚刺激も少ないため、安心して着用いただけます。 | タック式の膨らみがある山高タイプのコック帽。洋・中華・ベーカリーなどあらゆるシーンにマッチします。 |
たれ付きのコック帽とは、帽子の下に髪の毛全体を包み込むネットのついたコック帽のことです。ネットをつけることで、髪の毛の落下を防ぎ食品に異物が混入するのを予防できます。とくに衛生面で厳しい管理を行っている調理場におすすめのコック帽です。 たれ付きの長いコック帽のなかからおすすめのものをピックアップしてご紹介します。
コック帽たれ付 男女兼用 9-885 | コック帽子 BKC16 |
スタンダードなデザインと毛髪混入防止機能のあるたれ付コック帽です。 | タック式の山高が、あらゆるシーンにマッチするコック帽。毛髪落下防止対策のメッシュ付き。 |
長いコック帽には、機能性の高いものもいくつか存在します。それぞれの特徴を理解し、利用シーンに合わせて選びましょう。
食材・食品を扱う店では、食中毒の発生や感染症の拡大などには十分注意しなければなりません。しかし生の食品・食材を扱う調理場では、こういった菌の付着や増殖はどうしても起きやすくなります。こういった場合におすすめなのが抗菌・制菌加工がされたコック帽です。
抗菌加工は菌の増殖を抑制し、制菌加工は菌の活動を低下させ、菌を減らせるため、食中毒や感染症拡大の抑制ができるでしょう。店の衛生環境を重視する方におすすめの機能です。
調理場では作業中に食材や調味料、水、油などが付着しやすい環境になっています。しかし食品や油は一度付着するとなかなか落ちません。うまく落とせないと不衛生な状態をまねきやすく、見た目にも悪影響を与えます。
一方で防汚・撥水・撥油機能のあるコック帽は、生地にこれらを弾く加工がされています。汚れや水、油が付着しても簡単に落とせるため、衛生状態を保ちやすく、管理も楽になるでしょう。
夏場の調理場では汗をかきやすく、その分雑菌も繁殖しやすいため、臭いが気になる人も多くいます。こういった場合では、防臭・消臭加工のされた長いコック帽がおすすめです。防臭は臭いを外部に漏らさず、消臭は臭いを和らげる効果があるため、汗をかいても気にせず作業に集中できるでしょう。
コック帽で静電気が発生すると、帽子を脱ぐときに髪がまとわりつき、パチパチと手に痛みを感じて、不快な思いをすることも少なくありません。また静電気が発生すると埃やちりといったものも付着しやすいため、衛生面でも悪影響があります。
しかし制電(帯電防止)機能つきのコック帽は、電気をためにくい生地や、電気を放出しやすい生地を利用しているため、静電気の発生を防止可能です。特に静電気が発生しやすい、冬場での着用におすすめです。
長いコック帽を展開するブランドは、いくつか存在します。それぞれデザインや機能性に違いがあるため、お気に入りのブランドを探しましょう。
セブンユニフォームは、1952年に創業した老舗の白衣メーカーです。コック帽のデザインはシンプルなものや、オーソドックスなものが多く、機能性に優れた製品を多く取り扱っています。新素材を開発するといった機能性や快適性の追求に熱心で、国内外で多くの調理者に愛されているブランドです。利便性や快適さを重視する方におすすめです。
住商モンブランは、大阪にあるコック服やコック帽のメーカーで、白衣へのこだわりからヨーロッパ最高峰の白い山「モンブラン」を社名に取り入れています。デザインのバリエーションが豊富で、スタンダードなものはもちろん、タレ付きや丸みを帯びたやや短めのコック帽などがあり、オリジナリティを出しやすいブランドと言えるでしょう。
サーヴォは、もともと白衣販売会社とユニフォームを扱う婦人服専門店が合併してできたメーカーです。現在は企業制服のメーカーとして、分野を問わず幅広いアイテムを取り揃えています。洗練された女性的なデザインのものが多いのが特徴です。コック帽に関しても、タック式と呼ばれる膨らみのあるものや、丸みを帯びたものが多く展開されており、シルエットの美しさや上品さを演出したい場合におすすめのブランドと言えます。